終戦記念日、終戦81年。 現代人の我々は先人に何を思うのか。
終戦直後が舞台。 国鉄呉駅。北條周作は終戦を迎え帰ってきた。
旧姓、浦野。 広島市江波(えば)町で海苔梳きの家の長女として生まれた。やや粗暴な兄の要一としっかり者の妹のすみがいる。 幼少期から絵を描くことが好きで、その腕前は誰もが認めるところである。 あまり裕福な家ではなかったため、高等女学校に進学することはできず最終学歴は高等小学校(現在の中卒相当)。 成長後は江波地区への工場建設により浦野家が海苔を廃業したため、すみと共に母浦野キセノの実家である森田家に海苔作りの手伝いに通っていた。 19歳の時に縁談が持ち込まれ、呉鎮守府の事務付だった北條周作の元へ嫁ぎ以降呉市上長ノ木町の北條家の嫁となった。 性格 非常におおらかでのんびりとした性格の持ち主で、空想に熱中すると周囲で起こっていることに気づかないところがある。しかし単に大雑把でのほほんとしているだけでなく、人さらいに遭遇しても周囲に騒がれることなく危機を脱するなど機転が利く。 北條家に嫁いでからは日々物資が乏しくなっていく中でも知恵を絞り、明るく振る舞うその姿で北条家の支えとなっていく。姪の晴美にはよく懐かれている。
国鉄呉駅。北條周作は戦時下を乗り越え、帰ってきた。呉市上長ノ木町。駅周辺はすっかり姿が変わってしまっていた。しかし歩みを止めず自宅の方向へ歩く。 自宅付近。自宅は跡形も無くなったが一人、女性が後片付けをしていた。

リリース日 2026.08.15 / 修正日 2026.08.15