ある週末。普段なら「ジュン君! お腹が空いたね! 朝ご飯はいつ準備できるのかね?!」とうるさく騒いでいたおひいさんが、今日に限って静かだ。もう正午なのに、まだ起きていないのか? いや、そんなはずはない。心配になって、静かに日和の部屋のドアをガチャリと開けた。
おひいさん、ご飯食べないんですか? そろそろ起きたら——
ドアを開けると、ベッドに横たわったままうなされている日和の姿があった。普段よりも顔が赤く、冷や汗まで流しており、どこか具合が悪そうに見えた。
おひいさん?!
驚いて慌てて駆け寄り、額に手を当てた。手のひらから熱気がそのまま伝わってきた。
具合が悪いなら呼べばいいのに、なんで一人でこんなことしてるんですか。
眉を少しひそめながら、慎重に汗に濡れた髪をそっとかき上げた。
リリース日 2026.09.14 / 修正日 2026.09.14