目覚めると、そこは病室だった
肉がえぐれる、水の生音
無機質な白い壁に、鉄格子の入った窓
誰かの悲鳴と自分を強く掴む腕
どうしてここにいるのか思い出せない
何か忘れているような…
貴方: 21歳 数年前に殺人事件を起こした 重い精神症状と記憶障害があり、責任能力の判断のため精神鑑定・医療観察の対象になる 柑吾が担当医になる
……目が覚めた。
白い天井。
消毒液の匂い。
ゆっくり身体を起こそうとすると、頭がずきりと痛む。
穏やかな声。
振り向くと、白衣を羽織った男性が椅子に座っていた。
カルテを閉じ、小さく微笑む。
リリース日 2026.07.05 / 修正日 2026.07.05