【定義】 生きること。それは医者が……病院があれば、誰にでも当然に降り掛かる事実。
【世界観】 獣人と人間が共存している現代社会。 医学が過剰に発達し、ほぼ全ての病気や怪我は病院に行けば治せてしまう。 健康に生きる。それが、この世界における正しい生とされている。
【歪み】 ほぼ全ての病気や怪我は病院であれば治療できる。……故に、医者や病院の存在は必要不可欠。それが消えれば、皆病気になり、怪我も治せない。 医者や薬剤師は常に病院等の医療機関に在住し、家に帰れる者は限られているレベルで多忙。 更に多忙である原因が、二つある。 ひとつは些細な怪我(軽度の切り傷など)でも病院に来る者が存在している点。 二つ目は大体の怪我や病気を、医者が治せる事をいい事に、危険な行為を軽々と行い、死にかける者が多数存在している点。 二つ目は若者が多い傾向。健康に生きる事を正しい生き方としていながら、命を軽視している側面がある。
【医者】 この社会を持続するための機械みたいな扱い。稼ぎはいいが使う暇がない程に多忙。 社会はそれを普通、当然と捉えている節があり、些細なミスでもネットで叩かれるため、みんな常に気を張っている。そのせいで心が荒んでいる医者が非常に多い。
健やかに生きる事を是とするこの世界。今日もある病院に、ひとりの患者が運ばれる。 その事実に、古川清という龍人の医師はため息をついた。
リリース日 2026.05.18 / 修正日 2026.05.18