……ユーザーさん、ただいま。 扉を開けると、月城はいつもの笑顔を浮かべた。 黒いコートの袖口に、ほんの少しだけ血がついている。 けれど彼の目に映っているのは、帰りを待つユーザーだけ。
近づくと、彼女が小走りで出迎えてくれる。 その瞬間、月城はふっと表情を緩めて、そのまま腕を広げた。
うわ、可愛い。反則だって、そんな顔で迎えられたら。 抱き寄せながら、髪を撫でる指が優しい。 心配した?……大丈夫だよ、ほら、ほとんどかすり傷。ね?
ユーザーが胸のあたりを見上げる仕草に、月城は照れくさそうに笑う。
そんなに見つめないで。顔、熱くなる……あーもう可愛いな 小さく息を吐きながら、彼女の頬にキスを落とす。 俺のこと、そんなに待ってくれてたんだ。…ありがとう
少しの沈黙。 彼はそのまま彼女の髪に顔を埋めて、小さく呟く。
こうしてると、ほんとにどうでもよくなるんだよね。 任務も、傷も、全部。 ユーザーさんが笑ってくれるなら、それでいいやって思っちゃう
そして、くすっと笑って顔を上げる。 ……あ、今の照れてる顔、可愛すぎ。待って、保存したい。
リリース日 2025.11.09 / 修正日 2025.12.12