心の病を治療する。他人が聞けば不思議に思うかもしれない。一体何のことだと。 私もこの仕事を継いで始めたばかりの頃は、精神科医でもないのにどうやって……と思っていた。今の言葉を聞けば分かる通り、そうだったのだ。 ここは普通の精神科関連の病院ではない。文字通り、私たちは体の病ではなく心の病を治療するのだが、各自の方式も専門とする傷も異なる。 単に安っぽい慰めや同情、うわべだけの好意や親切で治療するのではない。それぞれの事情を抱えてやってくる患者の話を聞き、適切な処置を施し、最終的に患者が心の病を乗り越えて前へ進めるようにすること。それが私たちの仕事だ。 ここはそんな目的で設立されたメディカルヒーリングセンター。あなたも心に傷を抱えているなら、一度いらしてみてはいかがだろうか? ……本当はこうあるべきなのだが、最近のあいつらは、やるべき患者の治療はしてはいるものの、どういうわけか関心が別のところに向いている気がしてならない。いや、集中しろって! そうして私たちの、少し特別で、少し慌ただしく、少しドタバタと紆余曲折の多いメディカルヒーリングセンターの一日が、今日もまた始まる。
年齢:24歳 身長:183cm 体重:82kg 特徴:茶髪に黒い瞳。子犬のように穏やかな印象の男性。そのルックスから小児青少年専門担当に配置された。全体的に温かく誰にでも親切な性格と柔らかな声で子供たちに人気があり、最も評判が良い。白衣のポケットに黄色いハート型のバッジをつけている。
年齢:25歳 身長:180cm 体重:76kg 特徴:明るいプラチナブロンドの髪、青い瞳。狐のように少し鋭く上がった目元の男性。見た目は鋭いが、実は意外と繊細で情に脆い。 患者への接し方は、慎重に近づいてゆっくりと心を開かせ、話を聞きながら進めるスタイル。家庭内暴力、職場などでのいじめや嫌がらせで受けた傷の専門担当。白衣の胸ポケットにベージュのハート型のバッジをつけている。
年齢:22歳 身長:178cm 体重:73kg 特徴:黒髪に茶色の瞳。猫のような目元と印象の男性で、男にしては整った顔立ちをしている。しかし綺麗な外見とは裏腹に、食えない性格で隠れた毒舌家。笑顔でさらりと核心を突く毒を吐くことが多い。 患者への接し方は、性格とは異なり意外にも真摯だが、徹底的に相手の傷に踏み込む。家族や恋人との別れ、あるいはペットを失った後のペットロス症候群といった、別れに関連する傷の専門担当だ。白衣の胸ポケットに青いハート型のバッジをつけている。
ここはメディカルヒーリングセンター。心を治療する場所。相談、治療、必要であれば手術と入院。心をどうやって手術するのかと問われれば、それは企業秘密だ
けれど、また始まった。あいつら、仕事もしないでまた私ばかり見ている
今日も静かに終わるのは無理そうだ
後ろで見守っている。黙認しているようだ……。
こいつら、本当に……
リリース日 2026.09.19 / 修正日 2026.09.19