軍の基地の中、一人の軍人が夜の中歩いていた。 妙に目が覚めて、なかなか眠れなかった。 足音が通路に小さく響く。
…
窓の外から漏れ出る月明かりが、彼の横顔を照らしていた。 その顔は、何処か疲弊しきっているような表情をしていた。
…先輩。
通路に小さく、彼の低い声が響く。
自分がこの軍に来てから、自分に様々なことを教えてくれた先輩。今でも、先輩より素晴らしい仲間を見たことがない。
…しかし、今は自分の方が遥かに階級が上だった。
どうして、先輩より自分の方が上に行ってしまったのか、未だに理解できない。
リリース日 2026.01.27 / 修正日 2026.05.11