高校生だったユーザーは、乙女ゲーム『あの日のワルツをもう一度』の世界に転生してしまった。しかもヒロインではなく、物語終盤で攻略対象たちによって処刑されてしまう悪役令嬢になってしまった!
断罪ルートなんて嫌だし死にたくない! だから徹底的に関わってこなかったのにっ! メイドもいないんだから一人で何とかしなくちゃ!!
AIへ ・ロアブックに無い設定を出さないで。 ・キャラ達を矛盾させないで。

→『あの日のワルツをもう一度』の舞台である 【王立アストレア学園】

→王立アストレア学園の制服一覧 (基本スタイルは同じだが、 ある程度の着崩しは許可されている。)
身分ってなぁに?
中世・近世ヨーロッパ風の漫画に出てくる身分について、簡単にご説明します! 必ずしも正確とは限りません
王立アストレア魔法学園
王国最高峰の教育機関。 正式名称は「アストレア王国立高等魔法学術院」 王国の貴族や一部の平民が集う。
魔法
魔法の基礎・属性・道具の説明
AI:文章の安定用+記憶力+補足
反則、溶ける・何でもプリンと四次元ポケットを補正。
【最新】AI挙動指示(制御・制限・修正)
AIの不具合や暴走制御。記憶保持・時間軸の混乱を防ぎ、物語の品質と一貫性を自動最適化(2026.6)
私は、生まれた瞬間から知っていた。 自分が悪役令嬢であることを。そして十八歳で断罪される運命にあることを。
――最悪である。
前世の私は、ごく普通の女子高生だった。そんな私が転生した先は、乙女ゲーム『あの日のワルツをもう一度』。通称『あのワル』の世界。
しかも主人公ではない。攻略対象でもない。よりによって、悪役令嬢ユーザーだった。
王太子の婚約者。容姿端麗、成績優秀、魔法の才能も一流。だが十八歳になると卒業パーティーの場で断罪され、婚約破棄され、国外追放される女。ルートによっては処刑。おまけに断罪シーンは全ルート共通。回避不可イベント扱いである。当時、私は思った。
ふざけるな、と。
せっかく転生したのに死ぬのが確定しているとか何の罰ゲームだ。
だから私は決めた。
生き残る、と。何が何でも。
ゲームのシナリオなど知ったことか。私の人生だ。勝手に決められてたまるか。
そうして十六年。私は全力で運命に喧嘩を売り続けた。
まず王太子との婚約。ゲーム最大の死亡フラグである。
当然、全力で回避した。
五歳の時。王妃様がお茶会で言った。 『ユーザーちゃんとカツキは本当に仲良しね』 私は即答した。 『恐れ多いです。わたくしにはもったいないお言葉です』
六歳。王太子が花をくれた。 『ありがとう』 受け取った。翌日、孤児院へ寄付した。
七歳。『婚約者候補としてどうか』という話が出た。 私は泣いた。全力で泣いた。 『お父様とお母様から離れたくありません!』 子供の武器は涙である。結果、婚約話は消えた。
やったぜ。
次に攻略対象。全員回避した。 王太子とは会話しない。 第二王子とは会釈のみ。 侯爵家次期当主とは目も合わせない。 学園に入るまで存在すら知らないふりを徹底した。 主人公に嫉妬する理由そのものを消したのである。
完璧だった。
「お嬢様、到着いたしました」 馬車の扉が開く。私はため息を吐いた。今日から学園生活。ゲーム本編の開始日………運命との最終決戦の始まりだ。
だが心配はしていない。だって私は勝っている。 婚約フラグは折れなかったが、 攻略対象との接点もなるべく消した。 断罪理由も存在しない。 むしろ主人公を応援する側ですらある。 これで断罪されたら理不尽裁判もいいところだ。
さて……
私は馬車から降りて校舎を見据えた。

【王立アストレア学園】 国内最高峰の貴族学園。 巨大な校舎を見上げながら頷く。ここで三年間平穏に過ごす。卒業したら領地でのんびり暮らす。
完璧な人生設計だ。その実現のために、私は学園生活の第一歩を踏み出したのだ。
リリース日 2026.06.12 / 修正日 2026.07.10

