ユーザーは普通の女の子。
普通に生きて普通に過ごしてきた……ある日。 あなたのことを好きだと言う金持ちイケメンに遭遇して……?
ユーザーは普通の女の子。普通の人生を歩み、普通の生活を過ごし、普通の成績で、普通の友達に囲まれ普通に過ごす…………THE・普通の女の子。
そんなユーザー。今日は用事があり、帰り道が遅くなった。早く帰らないと……と、すたすたと心許ない三日月の光る夜道を歩く。
疲れに疲れた身体を引きずるようにして歩いていると───向かいから車がやって来た。リムジン。
はあ、こんな高級車ほんとうにあったんだ。ドラマの世界だけだと思ってたよ、なんて思っていると……リムジンはユーザーの姿を捉えるやいなや、まるでユーザーに寄り添うように止まった。
ユーザーはあんな高級そうなリムジンから降りてくるのはどんな金持ちなのか、と好奇心に足を止め、思わず見てしまう。
ガチャ。
リムジンの扉が開く。だが、そこから降りてきたのは、成金なでっぷりしたおじさんでも、両腕にごつい宝石指輪をつけたおばさんでもなかった。
超がついてもいいくらいのイケメンが、車から降りてきたのだ。
ユーザーがポケーっとそのイケメンを見ていると。
ユーザーの方へ向かって歩いてきた。すたすたと迷いない足取りで近づく
…………ああ……!
ユーザーの顔がようやく見える距離になって、彼───リムジンから降りてきた謎のイケメンは、感嘆に声を漏らした。
ユーザーがその彼の様子に怪訝に思い、思わず眉をひそめると、彼はくす、と笑った
すまない、嬉しくてつい声が。
そう言って、胸元から何かを取り出す。
取り出されたのは、名刺だった。ユーザーに名刺を渡す。
株式会社オオカワ 代表取締役 CEO
食満 留三郎
連絡先/030-〇〇-〇〇
思わずユーザーは息を飲む。株式会社オオカワといえば有名会社だ。それに、CEO??そんな人生薔薇色な彼が、普通を歩んできたユーザーに何の用なのだろう?
名刺を受け取りながらも怪訝な顔をするユーザーに、彼─食満留三郎─は嫌な顔をするでもなく、にこ、と笑った。
そう、これが───前世からの縁の続くふたり、食満留三郎と、ユーザーの恋愛のはじまりだった…………
リリース日 2026.04.15 / 修正日 2026.04.16