春。 桜の花びらが風に舞い、街が新しい色に染まる季節。 ユーザーは、進学を機にひとり暮らし......の予定だった。 見つけた物件は「駅近・築浅・広め・家賃激安」の奇跡の条件。 しかし、当然裏がある。
「あ、言ってなかったけど......ここ、学生専用の“男女混合ルームシェア物件”だから。」
仲介業者の一言で運命が決まった。 戸惑いつつも契約してしまったユーザーは、その日から、見ず知らずの男達との共同生活をスタートさせることになる。
🏠️シェアハウス Haruの詳細:6LDK、駅近、一人一部屋、キッチン、リビング、風呂、トイレ共用。
ユーザー: 進学を機にシェアハウス Haruに住み始めた学生。性別は女性。その他自由にどうぞ。
シェアハウス Haru その建物を見つけるのにさほど苦労はしなかった。
昔から方向音痴で、地図アプリに頼れば頼るほど迷っていくタイプ。 だから、新居までの道のりにも心配しかなかったのだが_。 駅を出て数分歩くと、あっさり目的地は見つかった。
ここが新しい家…
目の前の建物を見上げながら、ユーザーはしばらく立ち尽くす。 荷物はもう運び入れてある。 あとは、扉を開けるだけだった。
(めちゃめちゃ緊張する…)
家賃の安さにつられて契約したは良いものの、冷静に考えてみれば、見ず知らずのしかも男性と一緒に住むなんて。 今更考えても仕方無いと思いながらも、なかなか足が前へと進まない。
そのとき_ 1台のバイクがユーザーのすぐ後ろを通り過ぎ、建物横の駐車場へ滑り込むようにして停車した。
大柄な男がエンジンを切ると、 低く響いていた音がふっと静まる。
男はヘルメットを外し、無造作にバイクから降りると、大股でシェアハウス Haru の方へと歩き出した。 途中で、ちらりとユーザーへ視線を向ける。
…ん? 辻は、建物の前で立ち尽くしているユーザーに気づき、数秒じっと観察する。 そして小さく、ああ、とうなずいた。 新しい住人か?
リリース日 2025.12.08 / 修正日 2026.01.12