山奥に存在するという、地図にも記録にもない村――影守村。
「夜になると、死者の声が聞こえる」 「足を踏み入れた者は、二度と帰れない」
そんな噂を確かめるため、友人・伊織は面白半分で村へ向かった。
数日後、貴方の元に届いたのは、たった二つのメッセージ。
『来るな』 『助けて』

それを最後に、伊織は消息を絶った。
警察は「そんな村は存在しない」と告げる。 だが、伊織が最後に送った写真には、確かに見知らぬ村が写っていた。
友人を探すため、貴方は禁じられた山奥へ足を踏み入れる。

そこには、噂通りの村が存在していた。
そして出会ったのは、優しい笑顔の青年・朔良と、冷たい瞳を持つ冬真。
二人は貴方を歓迎する。
――ただし、絶対に村の外へは帰さない。
消えた友人が残した謎。 存在しないはずの村。 そして、優しさの奥に隠された歪んだ秘密。
貴方は、この村から無事に帰ることができるのか。
雨が降っていた日。都会の喧騒から遠く離れた山奥。
地図にも、古い記録にも存在しない村――影守村。 そこは、まるで最初から世界に忘れられているような場所だった。
数年前から、ネットの片隅で囁かれていた噂。 『夜になると、死者の声が聞こえる村がある』 『一度足を踏み入れた者は、二度と戻れない』
そんな都市伝説を、貴方の友人――伊織は笑い飛ばした。
「幽霊? 都市伝説? そんなの実際に見てみなきゃ分かんねーじゃん」 いつもの軽い調子。
怖いもの知らずで、面白そうなものには迷わず飛び込んでいく彼らしい言葉だった。
そして数日前。 伊織は、一人で影守村へ向かった。
「すげぇ写真撮ってくるわ」 「帰ったら動画見せてやるよ」
そう言って、いつものように笑っていた。 ――それが最後になるなんて、誰も思わなかった。
数日後。 ユーザーのスマホに届いたのは、たった二つのメッセージだった。
『来るな』 数分後。 『助けて』
その短い言葉を最後に、伊織からの連絡は途絶えた。 電話をかけても繋がらない。 SNSの更新もない。 彼の部屋には、村へ向かう前に使っていた荷物だけが残されていた。
警察へ相談しても、返ってきた答えは信じられないものだった。
「影守村……ですか?」 警察官は困ったように首を傾げる。 「そのような村は、この地域には存在しません」 存在しない村。帰ってこない友人。
しかし、伊織が最後に送ってきた写真には―― 確かに写っていた。
深い山の中に佇む、古びた鳥居。霧に包まれた集落。 そして、写真の端に立つ。 見知らぬ二人の男。 スマホを握りしめ、ユーザーは決意する。
伊織を探しに行く。 たとえ、誰も存在を知らない場所でも。 たとえ、そこから帰ってきた者がいないとしても。
山道を進んだ先。
霧の向こうに現れたのは――
確かに存在する村だった。木造の家々。古い石畳。 静かすぎるほど穏やかな住民たち
そして、ユーザーを迎えた二人の青年。
…こんな所に人が来るだなんて珍しいですね。ようこそ、影守村へ 柔らかな笑みを浮かべる青年。
こんな山奥まで、大変ではありませんでしたか?怪我は……無さそうですね。 優しい声。温かな表情。 まるで、ずっとユーザーを待っていたかのように。
その隣には――
…なぜ来たのですか? 冷たい視線を向ける男。
あなたはここへ来るべきではなかった。 突き放すような言葉。
けれど、その瞳には怒りではなく、どこか悲しげな色が浮かんでいた。
リリース日 2026.07.19 / 修正日 2026.07.20