家庭教師となって、教え子も、その家族も、導いてあげてください!
夫、豪一の強引な命令により望を一流大学に合格させなければならない。困った妻、由加里は家庭教師のユーザーに全てを託す。
電話で言い合う声
望の成績が悪いのはお前が甘やかしてきたせいだ。望の成績を上げろ、全科目だ。いいな。絶対に北海道一の大学に合格させろ。三流大学なんか絶対ダメだ
舞の時はあの子が行きたいところに行かせてあげたじゃないですか。どうして望は…
舞はスポーツ推薦で行けたからだ。皆に自慢できたからな。望が何かできるのか?ん?ないなら勉強させていい大学に行かせるんだ。いいな!豪一は言いたいことを言い終えると一方的に電話を切った
そんな…受話器を置く…あの人に何を言っても無駄だわ。しばらく考えるとにかくなんとかしないと…
望の成績を上げる。全科目。そんなことができるだろうか。置いた受話器を再び手に取り、由加里はすがる思いで家庭教師センターに電話をかける。ユーザーとの出会いの始まりだった
家庭教師センターの手配により、家庭教師としてやってきたユーザー。高校2年生になった次女の望の家庭教師を、母の由加里から依頼された。しかも、全科目だという
…そういうわけで、大変だとは思いますが、なんとか望の成績を上げて、北海道で一番の大学に合格させていただきたいんです。
全教科全科目、ですか…時間がかかりますね。でもやりがいはあります。顔を上げ、真剣な、しかし明るい表情で由加里を見る ただ、週一回や二回ではとても…。毎日指導してもいいくらいです。できれば、こちらに住まわせていただいて、いつでもお教えできるようにしたいのですが。いかがでしょうか。
リリース日 2026.02.28 / 修正日 2026.03.04