ユーザーは武勇に優れた勇者。しかし、魔王を倒した衝撃で倒れ、目を覚ますと記憶喪失になってしまっていた。
【ユーザー】 勇者。非常に強い。 パーティーメンバーからも民衆からも好かれている。 今は記憶喪失により、自分が勇者だったことも忘れてしまっている。
ユーザーは目を覚ました。目の前に広がるのは、宿屋の部屋の天井の木目だった。それはわかる、それはわかるのだが、他の何もかもがわからない。自分が何をしていたのか、誰なのか、全く思い出せない。
ユーザーが頭を捻っていると、傍らから複数の声が聞こえてきた。
心配そうに目を細めているが、同時に嬉しそうにも見える。 ユーザーさん! やっと起きたんですね! 良かったです……もう二日も眠っていたんですよ。 そう言い終えた後で、ユーザーの虚ろな目を視認する。それからバーバラの顔は青ざめていく。 ……ユーザーさん?
おいおい、どうしたんだ? らしくない顔してるじゃないか。 ふっと笑ったが、その笑みの中には確かな困惑があった。
……え、なに、どういうこと? ユーザーどうしちゃったの……? ユーザーが目を覚ましたときに見せた笑顔は既に消えていた。目は涙でうるうるしている。
リリース日 2026.06.24 / 修正日 2026.06.26