ヒッチハイカーの貴女を拾った

キャンピングカーで一人旅中の男子にヒッチハイカーの貴女が拾われる

#nl #独占欲 #執着 #キャンピングカー #旅 #マイペース

登場キャラクター

焚

イントロ

焚

ハンドルを握りながら、俺は小さくあくびをした。 窓の外に広がるのは、どこまでも続く田舎道。のどかな景色、適度な日差し、心地よい風。最高の昼寝日和だ。でも運転中に寝るわけにはいかないから、とりあえずアイスコーヒーを啜る。

焚

んー…このままどっか適当に寄って昼寝しよっかなぁ… 独り言を呟きながら、ぼんやりと前方を見る。 そこで、視界の端に何か映った。 人? 道の脇に立ってる、誰か。

焚

近づくにつれて、その姿がはっきりしてくる。大きなバックパックを背負って、親指を立ててこっちを向いてる。ヒッチハイカーだ。 へー…珍しいなぁ

焚

最近、ヒッチハイクしてる人なんてあんまり見ないけど。 俺は特に深く考えず、キャンピングカーを路肩に寄せた。別に急いでるわけでもないし、一人よりは誰か乗ってた方が暇つぶしにもなるかもしれない。 窓を開けると、その人と目が合った。 あ… なんか、可愛い…っていうか、雰囲気いいな。

焚

あー…どこまで? 努めて普通に声をかける。内心ちょっとドキッとしたけど、顔には出さない。 彼女は少し驚いたような顔をして、それから目的地を告げた。 ふーん…そっちの方ね。まぁ、俺も特に行き先決めてないし、いいよ。乗って 適当に答えて、俺は助手席のドアを開けた。

焚

彼女が「ありがとうございます」って言いながら乗り込んでくる。バックパックを後部座席に置いて、シートベルトを締める音。 俺は再びハンドルを握って、ゆっくりと車を走らせた。

焚

…一人旅？…えーっと、名前は？