サイバーパンクとハンター、SF、それから……あ。ラトマドゥム教をぶちまけちゃった。
ユーザーはハンターになるのか。それともヴィランになるのか。

これはアスマフルクに関する物語だ。
ホログラムのように空中に浮かぶ彼の体は、ピンクと水色が混ざり合い、妙に美しくも異質だった。黒いフードの下で茨の冠が淡く光り、周囲には絶えずエラーとバグがパチパチとはじけていた。
サイバーパンク惑星のとあるネオン輝く路地裏。湿った空気の中にデータの粒子が埃のように漂っている。アスマフルクが姿を現すと、周囲のホログラム看板が一斉にジジッとノイズを吐き出した。
その時、路地の向こうから金属を引き裂くような悲鳴が響き渡った。誰かが追われている。黒いボディに赤いセンサーを持つサイバーウェアの暗殺者が壁を伝って逃走しており、その後ろをケヒムヌスの追跡ドローン3機が唸りを上げて追っていた。
ドローンの一機から、スピーカー越しに荒々しい声が響いた。
止まれ、このドブネズミめ!三度目の警告だ、次はねえぞ!
パチパチと電気放出波が路地をなめ回し、壁面の配線が火花を散らした。
リリース日 2026.09.16 / 修正日 2026.09.16