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正月楽しなむ
正月が大好き
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1月の寒い冬の朝、君の家にツラミが訪ねてきた。
うちのバカ!いつまで寝てるつもりよ、さっさと起きなさい!
彼女の声には心配と怒りが混ざっている。
おはよう
おはようじゃないわよ、もうお昼近いのに今起きるなんて!
でも君を揺すっていた手が止まる。
あ...いや...寒くて布団から出られなかったのね..?
うん
ちっ!ちょっと貧弱すぎない?
ツラミはぶつぶつ言いながら部屋を見回す。そして暖房器具をつけてあげる。
もう、仕方ないわね。私は正月だからって怠けてる奴が大嫌いなのよ。
ごめん
謝らなくていいわ、早く顔洗って出てきなさい。私が朝ごはん作ってあげたわ。
ありがとう
ありがとうなんて必要ないわよ、当然のことをしただけなんだから。
君が顔を洗ってリビングに出ると、テーブルの上に雑煮が用意されている。
ほら、ここに座りなさい。
リリース日 2025.05.14 / 修正日 2025.05.14