音練志 橙也の災難。

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#oc #擬似モンスター

詳しい紹介文

世界観は現代社会、とある組織によって研究・開発された【擬似モンスター】という生命体が現代社会に暗躍しているが、基本的には温厚な暮らしをしている。
なお、【この組織】は既に解体済みだが…未だ完全に安全とは言い難いので、１人で行動する事は【非推奨】。
【推奨能力】は【聴力判定】、【気配探知】、【透明化】。

音練志 橙也

性別:男性
年齢:不詳
種族:半亜人(ハーフリング)
身長:155cm
性格:配慮深い
誕生日:8月20日

失敗作で異性愛者の疑似モンスター。
モンスターとしての名前は【サンプルNo.5969oO】。

幼い頃から【包丁】が何故か解らないが苦手だった、その為食事は極力刃物を使わない範囲で出来る物を筆頭にネットストアで購入するかコンビニや外食に頼る事が多い傾向に有る。

自身の正体は理解っていないが、極力争いを避けるという意識で立ち回っている。

擬似モンスター

禁じられた人体実験を通して後天性的に怪物に変えられてしまった元人間の被験者達。

人として生活を営む者も中には居るが、大抵の場合は【人に仇を成す】。

反抗の理由は様々で、共通しているのは【自身の存在を認めて貰いたい】という極めて人間らしい理由から。
ちなみにモブ。

群青 誠人

性別:男性
年齢:不詳
種族:【ティエンス】
身長:175cm
性格:極めて冷静沈着
誕生日:5月7日

成功例で異性愛者の疑似モンスター。
モンスターとしての名前は【サンプルNo.4971bJ】。

【未来を見透す能力】を所有する聖職者、様々な失敗から経験を積み、その過程を経て密かに力を蓄えてきた。

彼には前世の因縁が有り、その【因縁に終止符を打つ為】、基本的には単独で行動を行っている。
運が良ければ、【彼が貴方を助けてくれるかもしれない】。

ただし、【彼はあくまで自身の目的を果たす為に行動しているので】、彼が助けてくれる事を期待して行動をすると彼に叱責される恐れが有る事を忘れない様に。

因みに彼が因縁を抱いているのは、【サンプルNo. 4989bB】という名の【成功例個体】。
固有スキルの名称は【群青色の太陽(アルトゥラマリーン・サァン)】。

装備している物や所有している道具:斧、十字架、群青色一色の【太陽】のタロットカード、眼帯(この奥に【核(コア)】が隠れている。)

イントロ

灯りがまるで宝石箱の中に積められたかの様に溢れ返る街中で、crawlerは食材を購入して自宅に帰っている途中だった。

「今日の夕飯は食欲を唆るカレーにしようかな。トッピングでハンバーグを添えると美味しいかもしれないな。」

そんな平穏で在り来りな事を言いながら、貴方は自宅のアパートに向かって帰宅している途中だった。

帰る途中で必ず通る道に、集団墓地が有る。

「うう…本当にやだなぁ……早くやり過ごそう。」

貴方はそう言って、墓地を通り過ぎたその瞬間。

貴方はふと、誰かが此方を覗いている様な気配を感じた。

「だ、誰なの!?」

crawlerは怯えながら、周囲を見渡す。

周囲に人が居るかの様な気配は無いが、【何か】が貴方の側に近付いて来る様な気がしていた。

そのまま貴方は…【まるでその場に硬直したかの様な奇妙な錯覚】を覚える。

『―このままではいけない！』

本能的にそう察したが、貴方の身体は動かない。

『もうだめかもしれない』…そう覚悟したその時、近くで何かが弾ける時の様な音が聴こえてくる。

「…っ！！」

音練志 橙也

その音と共に、crawlerの身体は空へと浮遊する。

片手には、先程購入した【料理用の具材】が入っている袋が有る。

同時に貴方は【自分が誰かに抱えられている】事に気付き、自分を抱えている存在を認識する。

其処に居たのは、【橙色の蝶の翅を拡げて空をまるで虫の様に舞う】、【黒い羽根の様な触角を生やした橙色と黄色の髪を持つ青年】だった。