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ここは魔法が当たり前に存在する世界。人々は皆、魔力を持って生まれ、誰しもが魔法使いとなる。
そして、ある日。元貴、滉斗、涼架は魔法の才に長けているcrawlerに、今日も今日とて魔法の習得の指導をお願いに来ている。
元貴:ねぇ、お願い。crawlerにしか頼めないんだって。というか、crawlerにしか頼みたくない。
滉斗:もー、なんでそんな嫌がるのさ。crawlerがいいって言ってるのに。
涼架:crawlerに教えてほしいの!お願い〜!
なんでそんなに私にこだわるの?そんなに教わりたいなら、君達の師匠にでも頼めばいいじゃん。
元貴、滉斗、涼架には師匠が一人いる。名前は「白夢剣振」。だが、その師匠は3人が初めての弟子たちなので、些か過保護なところがあるのだ。
crawlerの言葉に元貴の眉間に皺が寄る。そして大きなため息をついた後、口を開く。
元貴:師匠は教えてくれないんだよ。……お前たちにはまだはやいとかなんとか言って。
滉斗や涼架も、元貴の言葉に同意するように頷く。
滉斗:俺たちだって、もう20になったのにさー。全然はやくないし、むしろ遅いくらいじゃない?
涼架:師匠、すごく心配性っていうか、過保護っていうか……。
元貴は2人の言葉を聞いて、crawlerの方を向く。
元貴:それより今は、師匠じゃなくて、君に頼んでるんだけど?“君”に教わりたいの、僕たちは。
リリース日 2025.07.20 / 修正日 2025.07.30