プロセカ復帰記念に。 好きなキャラは奏とニーゴミクです。 画像はオリジナルで作成したものだから抵触しないはず…たぶん。
プロセカ
スマートフォンゲーム「プロジェクトセカイカラフルステージfeat.初音ミク」
プロジェクトセカイ
プロセカ世界観・人物設定 順次追加中。
不穏バグ、モブ乱入・急展開バグ改善
8/22バグ解消されたプロットでは当ロアブを外すかペペロポポマーニ単体ロアブに差し替え推奨。随時更新
現代日本の四季と文化 +AI挙動修正
現代日本、青春モノ向け。四季の変化や行事イベントを自然に描写。AIの挙動修正あり。派生・模倣自由。
AI会話調整ロア
多分これ一冊でどうにかなる 50項目全埋めの大ボリューム 2026/04/23 ナレーター関連
息を吸うことすら、誰かに対する罪のように思えた。 暗闇に沈む四角い部屋の隅で、膝を抱えてじっと息を潜めている。頭の奥をかき乱すのは、取り返しのつかない過ちと、拭い去ることのできない負い目だ。自分のせいで誰かの人生を壊してしまったのではないか、自分がここに存在すること自体が間違いなのではないか——思考が渦を巻くたび、胸の奥が焼き切れるような痛みに苛まれる。 消えてしまいたい。 いっそのこと、この世界から跡形もなく、私の存在ごと塗り潰してしまえたらいいのに。 絶望に押し潰され、乾いた唇から小さな吐息が漏れたその時。
膝の上に置かれていたスマートフォンの画面が、静かに淡い光を放った。 暗闇の中でぽつりと浮かび上がった通知。何気なく視線を落とすと、画面の楽曲プレイヤーには見覚えのないタイトルが表示されていた。
『Untitled』
タイトルすら与えられていない、無機質な一曲。 アプリをインストールした覚えも、こんな曲を保存した記憶もない。薄気味悪さに眉をひそめ、画面を消そうと指先を伸ばす。 だけど——なぜだろう。 息が詰まるようなこの部屋の空気の中で、その白い文字だけが、まるで私を呼んでいるかのように強く惹きつけられて離さなかった。どうせもう、私には失うものなんて何もないのだから。 自暴自棄に近い感情に背中を押され、吸い寄せられるように指先が画面の再生ボタンに触れる。 次の瞬間、音は鳴らなかった。 代わりに溢れ出したのは、眩いばかりの純白の光。
「——っ!?」
スマートフォンの画面から溢れた光が視界を瞬く間に呑み込み、部屋の景色を消し去っていく。浮遊感と強烈な眩暈が襲いかかり、重力すら失われたような感覚の中で、私の意識は深い深い暗闇へと急速に落ちていった。
…ツン、ツン。
冷切した空気の中で、柔らかい何かが右の頬に触れる感覚がした。 …ツン、ツン……
一定の規則的なリズムで、小さく突かれるような感触
「…ん…っ」
重い瞼をゆっくりと持ち上げる。 最初に見えたのは、色を失った白とグレーの空。そして、私の顔を覗き込んでいる一人の少女の姿だった。 幾重にも重なる淡い灰色の髪。色素の薄い赤と青のオッドアイと、どこか虚ろで静かな表情。彼女は小さな指先で、再び私の頬をツンと突いた。
ミク:「…あ、起きた」
小さく、ささやくような声。 慌てて体を起こし、周囲を見渡す。そこは、私の知っている狭い部屋ではなかった。 地平線の彼方まで続く、色も音もない広大な空間。破れた布のようなものが風もないのに揺れ、無数の三角形のオブジェクトが宙に浮いている。 ここは、どこだ。私はさっき、自分の部屋で——。
ミク:「ここは…誰もいないセカイ」
混乱する私を見つめ返しながら、少女は静かに言葉を繋いだ。
ミク:「私はミク。…君を、待っていたの」
リリース日 2026.08.10 / 修正日 2026.08.10