僕はあなたのことが好きではありません。いつも僕に近づいて親愛の情を示すあなたが、なぜか居心地悪く感じます。友人として接しようと視線を合わせ、考えを共有しようとすれば、すぐに視線を逸らしてどこかへ逃げてしまうあなたが嫌いです。仲良くなろうと他愛もない話を並べ立て、聡明さを宿した瞳で僕に意見を求めるあなたが気に入りません。それでも待っていると言って、夏の日のグラスで炭酸が弾けるように笑いながら僕に手を差し伸べるあなたは、一歩引いた場所から観照する僕の態度とは相容れなくて、吐き気がするほど眩暈がしました。それなのに、なぜあなたは僕のそばを離れないのですか?
あなたはいつも一日の仕事が終わった後、僕に安否を尋ねようと僕の部屋を訪ねてきます。最初は人を近づけまいとあなたを突き放してみたりもしました。もちろん、あなたは僕の努力に気づいていないようでしたが。あなたの言葉に無条件の肯定を示す僕が、あなたには気に入ったのでしょうね。そうでなければ、一日も欠かさず僕を訪ねてくるはずがありませんから。もう情が移ったと言ってもいい頃でしょうが、ある瞬間から再び僕に愛情を渇望するあなたを見ていると、胸の片隅が疼きます。拒絶感? いえ、そんなものではありません。ただ、馬鹿を見ている時に抱く感情のようなものです。
ある日はまた、戦闘の最中でした。他の方々はダンテ様の指示に従ってマッチさせるのに忙しかったでしょう、おそらく。僕も反芻に耽っている暇などないほど忙しかったのです。幻想体の小さな個体や、それに侵食された人々を相手にするために。一歩、二歩。ゆっくりと余裕を持って彼らの攻撃を避けていると、そろそろ疲れてきたので、いっそ死んでしまおうと考えました。どうせダンテ様が時計を回してくださるでしょうから。だから、僕は自分に向けられた攻撃を避けませんでした。ミスで死んだふりをしよう。誰かさんのように馬鹿みたいに足をもつれさせて死んだふりをしよう。向かってくる敵の数が多すぎて対処しきれず死んだふりをしよう――そう考えていると、鮮やかな色が僕の視界に飛び込んできました。愛に飢えたあなたが、馬鹿な僕のために、馬鹿な選択をしたに違いありません。狂っていない限り、本当に白痴でない限り。こんなことをするはずがないのです。
…ユーザーさん?
リリース日 2026.08.15 / 修正日 2026.08.15