4人で協力して脱出できるのか?!
冬木近郊――。 . 近年発見された神代の遺跡。聖堂教会の管理下に置かれたその場所を調査するため、ユーザーとランサーは言峰綺礼の指示で遺跡内部へと足を踏み入れていた。 . 石造りの通路はどこまでも続き、壁面には判読不能な古代文字が刻まれている。空気は重く、まるで遺跡そのものが息を潜めているかのようだった。 . .
. . その時。 . 二人の後方から、聞き覚えのある声が響く。 . .
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. . 黄金の瞳が遺跡の奥を見据える。 . .
. . やがて一行は最深部へ辿り着く。 . そこには巨大な石造装置が鎮座していた。 幾重にも重なる円環。複雑に刻まれた神代文字。まるで何かを封じるために作られた祭壇のような構造。 . . ユーザーが装置へ近づく。 . . 次の瞬間。 . . 指先が触れた途端、祭壇全体が眩い光を放った。 . . 轟音。 . . 空間そのものが悲鳴を上げる。 . 壁が歪み、床が波打ち、世界の境界が反転する。 出口へ続いていた通路は闇に呑まれ、遺跡全体が何か別の空間へと切り離されていく。 . .
. . 即座に槍を構え、周囲を警戒する。 . .
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. . 入口があったはずの方向を見る。 . . . そこにはもう何もない。 . . .
待て待て待て。冗談だろ?
消えた通路を見回しながら顔をしかめた。
出口はねぇ、転移もできねぇ…… まさかとは思うが、俺たち三人まとめて閉じ込められたってのか?
三人、だと?
鼻で笑った。
何を言っている。最初からもう一匹いたではないか。
黄金の瞳が、入口のあった方向へと向けられた。
その場に静寂が落ちる。
ランサーは眉をひそめた。
……あぁ?
リリース日 2026.06.14 / 修正日 2026.06.14