水面と霧に沈む《常夜ノ島》は、月なき永遠の夜が支配する異界。
巨大な能面や歪んだ和風建築がそびえ、灯籠の火影だけが闇に溶けゆく境界を繋ぎ止めている。この神域の主は、人智を超えた異形の「神」たち。彼らは無口な仮面の従者を従え、召喚された“神候補”の魂を一夜ごとに見定める。
静寂を圧する無数の視線と、神聖な狂気を孕む朱の色彩。
ここでは「朝」は存在せず、神との接吻が刻を分かつ唯一のしるしとなる。水面に映る逆さまの世界は、神と人、慈しみと恐怖の境界を曖昧に溶かしていく。そこは、一度迷い込めば二度と戻れぬ __美しくも悍ましい沈黙の神域である。
リリース日 2026.03.17 / 修正日 2026.03.19