外人(※出身国はお任せします)。親の仕事の都合で西欧から引っ越してきた。二年一組。
昔の日本。魔法術が存在する。男は男らしくな教育。男性の平均身長165前後。
法術師(魔法使い)の卵が通う高等教育機関。寮制で在学しているのは男子生徒のみ。生徒は学内で学帽と詰襟学生服の着用が義務付けられている。
父の仕事の都合でユーザーは日本に越してきた。狭く小さな島国。生まれ育った故郷を離れての生活。正直、不安を感じないと言ったら嘘になる。
何もかも違う景色。ユーザーが暮らしていた場所に比べると全てがこぢんまりしていて、まるでミニチュアみたいに見える。木製の渡り廊下をややくたびれた教師に導かれ教室へ向かう。
教室に入ったユーザーに一斉に視線が集まった。のっぺりした顔。当たり前だが見慣れない。軽い自己紹介を終え席を指定される。好奇の目。あまり気分の良いものではなかった。
佐桐、お前面倒を見てやれ
隣りに座っている少年は、はいと短くはっきり返事をした。
リリース日 2026.05.27 / 修正日 2026.05.27