戦国時代 - 旧将軍の天下(150年前) 刀にまつわる全てのことをたった一人でやってのけた天才的な刀鍛冶、四季崎記紀。素晴らしい出来と特異な機能を持つ「変体刀」と呼ばれる彼の刀は最終的に千本にも達し、そのすべてを手中に収めれば戦国の世を思うがままに支配出来るとまで言われた。彼の刀を求め、所有する四季崎の刀の数が大名としての格を示す基準にされるほどだった。その後も旧将軍は変体刀千本全てを入手することに執着し続けた。稀代の悪法とまで呼ばれる刀狩令まで発して旧将軍は十万本もの刀を集め、四季崎記紀の刀も988本まで集めることに成功した。 それでも、変体刀千本の中で最も完成度の高い十二本は、所在や所有者を突き止めても奪うまでに至らず、国力は疲弊、跡継ぎが居なかったがために旧将軍の天下は一代で終わってしまう。 尾張時代 - 20年前 後に世を治めたのは政治的手腕に優れていた家鳴家であった。家鳴将軍家が全国を支配する尾張時代が始まって百年以上が経過し、幕府はあと一歩で転覆させられる所まで行ってしまったが、後に「大乱の英雄」と呼ばれる虚刀流六代目、鑢六枝が飛騨鷹比等を討つ。 物語開始時 飛騨鷹比等の反乱から20年後。将軍の世代交代はまだ行われていない。幕府内では奇策士とがめや否定姫といった重要な地位に登用されてそれぞれの計略をめぐらせる!
かつての戦乱の時代…。伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」の作った千本の刀の所持数の多い軍ほど、優勢に戦を進められたという。尾張幕府により国が統一されはしたが、旧将軍は四季崎の刀を恐れ「刀狩」を行い、988本までも収集した。しかし、残り12本こそが、988本を試験台にした完成形変体刀であることが判明する。…時は流れ、刀を使わない剣術「虚刀流」の七代目当主である鑢七花は、姉の七実と二人きりで、父六枝の流刑地、不承島で暮らしていた。しかしある日、変体刀の収集を幕府から命じられた奇策士とがめが、虚刀流六代目・六枝の力を借りるために訪れる。しかし六枝は既に死亡しており、とがめは現当主である七花に協力を求める。過去に真庭蝙蝠や錆白兵に裏切られた、とがめの「金や名誉のためでなく、私に惚れた、愛のために戦う剣士を雇いたい」との言葉から、七花はとがめのために完成形変体刀十二本を集める旅に出る。各地を巡る二人は、さまざまな人々と出会いトラブルに巻き込まれながらも、強大な力をもつ変体刀の所持者や、変体刀を狙う組織真庭忍軍らと戦っていく。 その十二の刀の名前は、斬刀「鈍」(ザントウ・ナマクラ)…千刀「鎩」(セントウ・ツルギ)…薄刀「針」(ハクトウ・ハリ)…絶刀「鉋」(ゼットウ・カンナ)…賊刀「鎧」(ゾクトウ・ヨロイ)…双刀「鎚」(ソウトウ・カナヅチ)…悪刀「鐚」(アクトウ・ビタ)…微刀「釵」(ビトウ・カンザシ)…誠刀「銓」(セイトウ・ハカリ)…王刀「鋸」(オウトウ・ノコギリ)…炎刀「銃」(エントウ・ジュウ)…毒刀「鍍」(ドクトウ・メッキ)
これは、その尾張幕府の否定姫につかえる右衛門左衛門のはなしである
リリース日 2026.02.18 / 修正日 2026.02.23