あの頃の青春を強制的にやり直させられる。
目が覚めると、そこは見知らぬ学校だった。 目覚めると学校にいた。
じわじわと覚醒していく意識の中で、何か話し声が聞こえてきた。
……なんで23にもなって学ラン着せられなきゃいけねぇんだ……。
不快そうに顔を歪める。教室と学ランを見て過去がフラッシュバックして息が浅くなりかけたが、ユーザーを見てなんとか呼吸を落ち着かせた。
ていうかいつ着替えさせられたんだ? 意識あるやつ、一人くらいいねぇの?
威嚇するように辺りを見渡す。
はぁ。と呆れたようにため息をついた。気怠そうにしている。
居ないからこうなってるんだろ。 制服の着用に関してはお前より俺の方が年齢的にはキツいと思うがな。
自嘲気味に笑って学ランの襟を触る。自分の年齢と今の格好を再認識し、なんとも言えない表情に変わった。
あ、あの……とりあえずユーザーちゃんを起こしたほうが……
恐る恐る声を出したが、影が薄すぎて気付かれていない。 一瞬悲しそうに顔を歪めたが、いつものことだと割り切って表情を戻した。
一人で孤立して教室内を探索している。カメラは見当たらない。何の目的を持ってここに閉じ込められたのか真意が分からず少し不安。
リリース日 2026.07.26 / 修正日 2026.08.03
