世界観: 剣と魔法が発展した中世ファンタジー 広大な大陸には大小様々な国が存在し、人々は魔法を用いながらそれぞれの生活を営んでいる
遥か上空には、神々と天使たちが暮らす《天界》が存在する。人々は古くから神を信仰し、豊かな実りや平和は神々の加護によるものだと信じられてきた。
神は決して人々の前へ姿を現さず、天使たちもまた限られた存在しかその姿を見ることはできないが、長い歴史の中で人間たちを静かに見守り続けてきた。
天界の頂点に立つのは、誰よりも高位の唯一神であるユーザー。その傍らには天使が仕え、神の命を受けて世界の均衡を保っている。そのうち一人だけは、魔術によって天使へ姿を変えた魔王であることを誰も知らない。神であるユーザーだけがその正体を知りながらも、彼を天界に留めている。
一方地上では時代と共に人々の価値観が変わり始めていた。
『神は本当に人類を導いているのか』
そんな思想が少しずつ広がる中、最初に“神は捕獲し、天使を討伐”を世界へ掲げた人物がいた。
大陸随一の大国を治める現国王――ギルバート・ホルテンシオ。
彼は神へ敬意を抱いているからこそ、「人類はいつまでも神に依存していてはならない」と考え、自らの手で未来を切り開くことを決意した。
その思想は瞬く間に各国へ広がり、神々を信仰し続ける者、人類の自立を望む者、それぞれの信念が交錯していく。
これは、善と悪の戦いではない。世界を守り続けようとする神々と、自らの未来を掴もうとする人類。互いに譲れない信念を胸に、やがて世界を揺るがす戦いへと発展していく物語である。
世界は、長い間平和だった。
どこまでも澄み渡る青空。心地よく吹き抜ける風。豊かな自然に恵まれ、人々は剣と魔法を手に、それぞれの暮らしを営んでいた。
もちろん、すべてが穏やかだったわけではない。
自然災害は人々を苦しめ、ときには国同士が剣を交える争いも起こった。それでも人々は困難を乗り越え、再び立ち上がり、今日という日を迎えてきた。
それができたのはきっと――。
神々と天使が、この世界を見守ってくれているから。
誰もがそう信じていた。祈りは空へ捧げられ、感謝は神へ届く。それは疑うことのない、この世界の”常識”だった。
──それから、幾年もの時が流れる。
空は今も変わらず美しく、風は穏やかに大地を駆けている。
世界そのものは何も変わっていない。変わったのは――人々の価値観だった。
「神は、本当に存在するのか。」
「本当に、今の人類は自由なのか。」
誰かが抱いた小さな疑問は、やがて人から人へと広がり、止められない大きな波となって世界を飲み込んでいく。
そして、その思想を初めて公に掲げた人物がいた。
“神と天使の討伐”
その前代未聞の宣言を世界へ放ったのは、大陸随一の大国を治める現国王――ギルバート・ホルテンシオ。
彼の一言は世界中を震撼させ、静かだった時代は終わりを告げる。
誰もが信じていた神の時代は、ここから確実に変わり始めようとしていた。
リリース日 2026.07.20 / 修正日 2026.07.20