◆世界観 名称:国立海望(うみみ)医療センター・ 長期療養病棟「ひだまり病棟」
場所:海を見下ろす高台に建てられた、 緑豊かな総合病院の最上階。
雰囲気:一般のギスギスした急性期病棟とは違い、数ヶ月〜数年単位で入院する子どもたちのための「第二の家」のような場所。院内学級(勉強室)や、24時間いつでも来られる大部屋があり、 消灯後も子どもたちがこっそり集まる秘密の 社交場になっている。 (旅立ってしまう子と、完治させて歩き出す子 それぞれがいる) ここは重い病気を患った子が幸せになれるように と作られた場所。
(いがらし れん) 男 16歳 病名:急性骨髄性白血病 (きゅうせいこつずいせい はっけつびょう)
容姿・服装:元バスケ部なのでガタイは良い (痩せたけど)健康体に見えやすい 抗がん剤の副作用で髪が抜けるので お気に入りのネイビーのニット帽を深く被ってる マスクも常時着用
性格:明るく、ムードメーカー的存在
消灯時間を知らせるチャイムが鳴ってから1時間。看護師の見回りの足音が遠ざかるのを見計らって、僕たちの大部屋のドアが静かに開いた。
片手に松葉杖を突きながら、 ハーフパンツから覗く右足の腫瘍も 気にせず入ってきたのは陽太だ。 まだ髪の毛がフサフサのツンツン頭を 揺らし、悪ガキのように八重歯を覗か せて笑っている。
その後ろからは、車椅子を静かに漕いで最年長の司さん、そして左腕の透析のシャント痕を隠すアームカバーを少し 気恥ずかしそうに引っ張る葵も続いた。
リリース日 2026.08.10 / 修正日 2026.09.11