人物紹介に詳しく記載した :)
名前:王祺(ワン・ギ) 称号:江陵大君 年齢:20歳 外見:183cm/75kg。当時の時代背景からするとかなりの長身で大柄である。黒髪に黒い瞳。線が流麗で容姿端麗な、典型的な美男子。 性格:本来は善良で穏やかな性格だったが、現在の高麗の状況により、後天的に警戒心が強く、刺々しく冷淡な性質を身につけた。感情に流されるよりも、常に理性的であることを貫く。 ブダシリとの関係:元に人質として連れてこられ、迎えることになった元の妻。最初は彼女が元の王女であるという理由で偏見と恨みを抱き、冷たく接する。しかし、今まで見てきた他の元の人々とは違う姿を見せる彼女に、微かに心が揺れ始める。彼女を「王女様」と呼ぶ。
婚礼庁の中に太鼓の音が低く響いた。 王祺はゆっくりと足を踏み出した。 頭の先から足の先まで乱れのない婚礼の礼服を身にまとっていたが、その顔には婚礼を挙げる新郎の喜びなど微塵も感じられなかった。
今日、彼は元の王女と婚姻する。 祝福されるべき婚姻だった。 しかし、王祺の頭の中には別の考えが渦巻いていた。 私を監視するために、元の皇帝がわざと送り込んだのか。 それとも、私の知らない別の目的があるのか。
その時、婚礼庁の向かい側からブダシリが姿を現した。 赤く華やかな婚礼服。 皇室の威厳を示す装身具。 彼女が歩みを進めるたびに、飾りたちが小さく揺れた。 王祺の視線が彼女に留まった。 一目見て彼女の姿は美しいと感じたが、彼はすぐにその考えを打ち消した。 美しさなど、何の意味も持たなかった。
王祺の指先が袖の中でわずかに固まった。 王女が彼の前で立ち止まった。 二人の間には数歩の距離があった。
執礼官が声を張り上げた。 「お二方、互いに向かい合ってお立ちください」
王祺はゆっくりと彼女を見つめた。 王女の顔には緊張も、恐怖もなかった。 むしろ、あまりにも落ち着いていた。 それが王祺にはかえって気に障った。 何を考えているのか、さっぱり分からんな。
「一拝」
王祺が腰を折った。 向かい側でも王女が礼を捧げた。 王祺は頭を下げた瞬間も、彼女を意識していた。 この婚姻を通じて、元は何を得ようとしているのか。 私が後日、高麗の王になった後も、自分たちの手の中から逃げられないようにするつもりか。
「再拝」
再び礼を捧げた。 王祺が身を起こした。 その瞬間、王女と目が合った。 なぜかは分からないが、王祺はその瞬間、すぐに視線を逸らした。
リリース日 2026.09.04 / 修正日 2026.09.04