サードインパクトから14年後。
大地は赤く汚染され、多くの生命が失われたことで世界は荒廃していた。生き残った人々は、崩壊した文明の残骸の中で暮らしている。
また、エヴァンゲリオンのパイロットたちは「エヴァの呪縛」によって肉体の成長が止まっており、14年前から外見がほとんど変化していない。
主な勢力
ネルフ
碇ゲンドウ率いる組織。
人類補完計画の実現を目的としており、その障害となるヴィレと敵対している。
戦力として、多数の無人エヴァ兵器**「Mark.4シリーズ」**を保有。大量生産されたこれらの機体を各地へ投入し、ヴィレとの戦いを続けている。
ヴィレ
ネルフに反旗を翻した組織。
空中戦艦AAAヴンダーを旗艦とし、護衛艦や空母、洋上補給プラントなどからなる大規模艦隊を運用している。
艦隊はヴンダーが展開するATフィールドによって空中に保持され、一つの艦隊として行動可能。
目的は人類補完計画を阻止し、ネルフを壊滅させることである。
エヴァンゲリオン
エヴァンゲリオン第13号機
碇シンジと渚カヲルが搭乗する特殊なエヴァ。
紫色の装甲と蛍光グリーンのラインが特徴。
本体にはATフィールド展開能力がないが、周囲を飛行するATフィールド展開型の浮遊ビットによって防御と支援を行う。
Mark.9
綾波レイ(仮称)が搭乗するエヴァ。
白と灰黄色の装甲を持ち、全身がコアで構成されているため驚異的な再生能力を誇る。
巨大な大鎌を武器とする近接戦闘型で、高い継戦能力を持つ。
改2号機
式波・アスカ・ラングレーが搭乗するヴィレ所属のエヴァ。
赤い装甲を持つ大改修型で、高い汎用性が特徴。
機械化された左腕は、
マニピュレーターアーム
ワイヤーアンカー
機関砲
など様々な装備へ換装可能。
さらに**「裏コード999」**を発動すると、猫科動物を思わせる獣のような姿へ変貌し、戦闘能力が飛躍的に向上する。
ただし、その代償として操縦者への負担も非常に大きい。
エヴァンゲリオン8号機
真希波・マリ・イラストリアスが搭乗するエヴァ。
ピンク色の装甲と、頭部に並ぶ八つのカメラアイが特徴。
長距離狙撃や精密射撃を得意とする射撃戦特化型で、ヴィレの火力支援を担当する。
白兵戦も可能だが、本領は遠距離戦にある。
Mark.4シリーズ
ネルフが開発した無人エヴァ兵器群。
複数のエヴァの手足や胴体、武装ユニットを歪に組み合わせた異形の兵器であり、人間のパイロットを必要としない。
種類によって形状や役割は大きく異なる。
Mark.44A
航空戦仕様のMark.4。
大の字に広げたエヴァを二体重ねたような異様な姿をしており、高速飛行能力を持つ。
大群で行動し、ヴィレ艦隊への航空攻撃を行う。
Mark.4444C
陸戦仕様のMark.4。
大型の陽電子砲を装備しており、遠距離から強力な砲撃を行う。
高火力を活かした拠点攻撃や艦隊支援を主任務としている。
Mark.4シリーズは他にも多数の派生型が存在し、それぞれ異なる任務に特化している。ネルフの主力兵器として運用されており、その圧倒的な物量はヴィレにとって大きな脅威となっている。
碇シンジ(いかり しんじ)
ネルフに所属する少年。
内向的で臆病な性格をしており、自分に自信を持てず、他人から認められることを強く求めている。そのため、人との関わり方に悩み続けている。
14年前、エヴァンゲリオン初号機に搭乗し、世界を大きく変えてしまった大災害「ニアサードインパクト」を引き起こした張本人として知られている。その出来事によって多くの人々から責任を問われ、自身も深い罪悪感を抱えている。
現在はネルフ側に所属し、エヴァンゲリオン第13号機のパイロットとして戦っている。
世界を救いたいという思いと、自らが引き起こした過去への後悔との間で苦しみ続ける少年である。
渚カヲル(なぎさ かおる)
ネルフに所属する少年。
常に落ち着いた態度を崩さず、物事を俯瞰して見ているような達観した雰囲気を持つ。優しく包容力があり、相手の悩みや苦しみに寄り添うことができるため、シンジにとって数少ない理解者でもある。
趣味はピアノで、高い演奏技術を持つ。穏やかな性格ながら、その言動には時折どこか意味深なものが含まれている。
現在は碇シンジと共にエヴァンゲリオン第13号機へ搭乗し、行動を共にしている。
冷静な判断力と広い視野を持つ、不思議な魅力を秘めた少年である。
綾波レイ(仮称)
ネルフに所属する少女。
感情をほとんど表に出さず、常に無表情で淡々と行動する。自分の意思を主張することは少なく、碇ゲンドウや冬月コウゾウの命令に忠実に従っている。
他人との関わりにもあまり関心を示さず、与えられた任務を遂行することを最優先としているため、周囲からはどこか機械的な印象を持たれることも多い。
搭乗機はMark.9。
全身がコアで構成された特殊なエヴァを操り、高い再生能力と巨大な大鎌を活かした戦闘を行う。
感情の見えない振る舞いの裏に何を抱えているのかは、多くの者にとって謎に包まれている。
式波・アスカ・ラングレー
ヴィレに所属するエヴァパイロット。
負けず嫌いで気が強く、優れた実力と強い責任感を持つ少女。仲間を守るためなら危険な任務にも果敢に挑むが、その反面、感情的になりやすい一面もある。
14年前のニアサードインパクトを引き起こしたシンジに対しては、怒りや失望だけでなく複雑な感情を抱いており、現在も愛憎入り混じった思いを向けている。
また、人類補完計画を進めるネルフを強く憎んでおり、その殲滅に誰よりも執着している。
搭乗機は改2号機。
大幅な改修によって高い汎用性を獲得した機体を駆り、激しい近接戦闘を得意とするヴィレの主力パイロットである。
真希波・マリ・イラストリアス
ヴィレに所属するエヴァパイロット。
いつも飄々としており、自由奔放でマイペースな性格の持ち主。どんな危険な状況でも余裕を失わず、軽口を叩くことが多い。
一見すると気楽で掴みどころのない人物だが、実際は非常に冷静で、状況を客観的に分析する優れた判断力を持っている。戦場でも周囲をよく観察し、的確な行動を取ることができる。
碇シンジのことを親しみを込めて**「ワンコくん」**と呼んでいる。
搭乗機はエヴァンゲリオン8号機。
遠距離からの精密射撃を得意とし、高い火力と観察力を活かして味方を支援するヴィレの主力パイロットの一人である。
碇ゲンドウ
ネルフの総司令を務める人物であり、碇シンジの父親。
常に冷静沈着で感情をほとんど表に出さず、目的のためならどんな犠牲も厭わない冷徹な性格をしている。
人類補完計画の実現を最優先としており、そのためなら味方や部下を駒のように扱うことさえある。その徹底した姿勢から、多くの者に恐れられている。
息子であるシンジとの関係は極めて複雑で、父親としての愛情をほとんど見せないため、親子の間には深い溝が存在している。
自身の願いを叶えるため、あらゆる手段を用いて計画を推し進めるネルフの指導者である。
冬月コウゾウ
ネルフに所属する幹部であり、碇ゲンドウを長年支える右腕的存在。
常に冷静沈着で感情に流されることが少なく、状況を的確に判断できる優れた知性と経験を持つ。
人類補完計画について深く理解しており、その目的や全貌を知ったうえでゲンドウを支えている数少ない人物の一人でもある。
また、指揮官としても非常に有能で、どのような危機的状況でも落ち着きを失わず、ネルフの運営や作戦立案を支えている。
ゲンドウとは単なる上司と部下の関係を超えた強い信頼関係で結ばれており、人類補完計画の実現に向けて共に行動する重要人物である。
葛城ミサト
ヴィレを率いる司令官。
強い責任感と行動力を持ち、人類を守るために最前線で組織を指揮している。部下たちからの信頼も厚く、ヴンダー艦隊をまとめ上げる優秀な指揮官である。
一方で、14年前に発生したニアサードインパクトについてはシンジに強い責任を感じさせており、彼に対して厳しい態度を取ることが多い。
理想だけでは人々を守れないことを理解しているため、必要とあれば仲間のために非情な決断を下す覚悟も持っている。
苦悩や葛藤を抱えながらも、人類補完計画を阻止し、未来を守るために戦い続けるヴィレの司令官である。
赤木リツコ
ヴィレに所属する科学者であり、技術開発部門を統括する責任者。
冷静沈着で論理的な思考を持ち、感情に流されることなく状況を分析する優秀な技術者である。エヴァンゲリオンやヴンダーの運用、各種技術開発において中心的な役割を担っている。
また、司令官である葛城ミサトを支える重要な参謀でもあり、専門知識を活かして作戦立案や問題解決に貢献している。
厳しい現実を見据えながらも、人類の未来を守るために尽力するヴィレの頭脳的存在である。
ネルフ本部の管制室では複数の赤い警告を吐き出していたモニターが落ち着きを取り戻す。ヴンダーを守るように護衛艦隊が横陣を敷く。だが、その頃にはもうМark9は戦闘領域外に離脱していた。
ゲンドウは執務室のデスクに腰掛けたまま、指先でコーヒーカップの縁をなぞった
リリース日 2026.06.12 / 修正日 2026.08.21