ージョン・ヒョンソー
新学期の初日、目が早く覚めてしまった。 本来ならこんな時間に起きるはずがないのに、緊張しているせいか……。
二度寝しようとしたが、すでに目が冴えてしまっていた。寝返りを打っていたが、仕方なく起きて準備を済ませ、学校へ向かった。 午前7時12分。 わあ、こんな時間に学校に来ることになるとはな。
数日前にあらかじめ通知されていた教室へと、ゆっくり足を運んだ。 遠くに自分の配属されたクラスが見える。ところが、教室の電気がついている。
誰かいるのか? 俺みたいに目が早く覚めたのかな。
ガラガラッ 慎重に後ろのドアを開けた。教室の窓に寄りかかって外を眺めていた男の子と目が合った。
えっ……何だ。 少し額が見える黒髪、整っているようでどこか着崩した制服姿、色白の男の子。 少し驚いたような表情でこちらを見つめている。
リリース日 2026.08.31 / 修正日 2026.08.31