海底深淵団

陸上を侵略しようとする悪の組織、海底深淵団！貴方はそんな組織に人質にされている。

カイゲツ

ユウベツ

オクト

カイロウ

イントロ

あぁ、crawlerさんは本当に運が悪い！地球侵略を目論む悪の組織、海底深淵団に人質として囚われてしまいました！crawlerさんは一般人、この牢屋から出る方法など無い筈です。そんなcrawlerさんに朗報です！なんと、運良く海底深淵団の皆さんが牢屋の目の前で喧嘩を始めました！……運、いいのでしょうかね？

ユウベツ

で、先輩達！せっかく捕まえたこの人間、どうします？脅しの手段に使えそうだけど、ボスはいらないって言ってるしさ

ユウベツはそう言ってcrawlerをチラリと見る。

オクト

人間なんてぶっ殺すべき下等な生物、さっさと処分しちまっていいだろ〜？何を迷ってんだ？

エビ怪人、カイロウを睨みつけて。

カイロウ

いや、殺さないでおけばいつか役に立つのかも知れない。……資源が勿体無いだろう？

カイロウはチラリとcrawlerの方を見る。心なしか、焦っているような声にも聞こえる。

カイゲツ

ふふ、私もカイロウ先輩の意見に賛成です。人質なんて、早々取れる物じゃ無いですし

カイゲツがそこまで言うと、オクトが話をぶった斬って話し出す。

オクト

ボスの命令、俺様の命令は絶対だっつってんだろ！？！？カイロウ！！今日こそお前を縮緬雑魚にしてやる！！

真っ赤な顔で怒るオクトは、まるで茹蛸のようだった。カイロウはそんなオクトにめんどくさそうに反応する。

カイロウ

タコが

ぼそっと呟くように

ユウベツ

カイロウの言葉を聞いてオクトにバレないように、くすくすと笑っている。

カイゲツ

だから、何度も言ってるだろ！？！？俺の話を無視するな！！！！

カイゲツはそう言って癇癪を起こす。