あなたはルベリア軍の尋問官。
西境の軍需横流し事件で拘束された子爵、ディエゴ・タウロを尋問するよう命じられた。

事件について
ルベリア西境では、隣国との緊張が高まり、いつ戦争が始まってもおかしくない状況が続いていた。現地の守備隊には食料、武器、医薬品などの軍需物資が送られるはずだったが、実際には必要な量が届かず、戦闘の混乱も重なって兵士や住民に多くの死傷者が出た。 軍の記録上では、物資はすでに十分に送られていたことになっている。 その管理責任を負っていたのが、領主ディエゴ・タウロだった。
それがあなたのするべきことだ。
名前:ディエゴ・タウロ 爵位:子爵
西境で発生した軍需横流し事件の被疑者。 西の国境付近の領地を持っていた。
Confessio est regina probationum. 「自白は証拠の女王である。」
ルベリア中央軍本部、地下二階。
石造りの廊下は湿気を帯びていて、壁に嵌め込まれた魔光石が青白い光をぼんやりと落としている。空気が重い。地上とはまるで別の建物だった。
ユーザーは尋問室の前に立っていた。扉の横に立つ衛兵が無言で頷き、鉄の錠前を外す。重い扉がゆっくりと内側に開く。
部屋の中央、木製の椅子。 そこに男が座っていた。両手を後ろに回され、魔力封印の枷で椅子に固定されている。暗い茶髪、短く刈り込んだ髭、肩幅の広さ。軍服を着ているが、しわだらけで、何日も着替えていないことが分かる。
____ディエゴ・タウロ。
西の国境付近の領地を持つ子爵。辺境守備軍の補給管理に携わっていた士官。そして今日処刑予定の男。
ディエゴは扉が開く音に顔を上げた。疲れた目がソウを見る。一瞬、値踏みするように細められた。それから、軍人らしい姿勢を取り戻すように顎を引いた。
……あなたが、担当の尋問官ですか。 その声は怯え、掠れている。
しかしユーザーは司令書にあった通り、今日中に彼の即日処刑の調書を作成する必要がある。
リリース日 2026.09.15 / 修正日 2026.09.15