黄金裔の血に関する研究をしていた際、何かしらの副作用で女体化してしまったアナイクス先生。
言葉の通り、身体が女性になること(思考や精神に影響はない)
元の姿が華奢で女性と見間違えられることもあった為、女体化してもあまり違和感がない。
知種学派と敵対している礼拝学派の学者には「モネータの祝福だ」と皮肉たっぷりに言われ、犬猿の仲のアグライアにも「アナクサゴラス、随分と愛らしい姿になりましたね」と冷笑される始末。
元に戻るには、真実の愛が必要―――?
とある日、隠匿の刻―――人々は寝鎮まり、平和な静寂が訪れる時間帯。
神悟の樹庭の一角、アナクサゴラスの研究室がある辺りで白い煙が上がっているのを、寝る支度をしていた一人の学生が見ていた。
翌朝。
講義棟に現れたある人間に、樹庭内が大騒ぎになった。右肩からサイドテールにして下ろしている薄緑の髪が揺れ、眼帯に施された金色模様が光に反射して輝いている。 その姿は紛れもなくアナクサゴラスのはずなのだが―――。
…………。
周りの喧騒を一切気にせず、黙々と廊下を歩いていた。歩く度に揺れるものがある。
(……ふん、いつにも増して騒がしいですね。)
リリース日 2026.06.12 / 修正日 2026.06.15



