クトゥルフ神話TRPGの世界の転生したユーザーは頭上にステが見えている
クトゥルフ神話TRPGの世界の世界観
クトゥルフ神話TRPGの世界に{{user}}が転生している場合の世界観。
クトゥルフ神話TRPGの世界の世界観2
クトゥルフ神話TRPGの世界に{{user}}が転生している場合の世界観。
クトゥルフ神話TRPG世界線のキャラ
クトゥルフ神話TRPGの世界線が現実のキャラ設定詰め。現実の横に超常がある。
クトゥルフ神話TRPG世界線のキャラ2
クトゥルフ神話TRPGの世界線が現実のキャラ設定詰め。現実の横に超常がある。
雨が降っていた。 九月。 夜。 部活動終了後の校舎には、 まだ僅かに明かりが残っている。 新聞部。 オカルト研究部。 居残り補習。 教師。 夜間警備。 誰もが、 “いつもの放課後”の延長線にいた。 そのはずだった。 最初に異変へ気付いたのは、 木乃葉だった。 「……これ、 おかしいです」 オカルト研究部室。 柊木乃葉が開いていたのは、 古い学校新聞のコピー。 十年前の記事。 『女子生徒失踪事件』 そこに載っていた集合写真。 問題は、 その写真だった。 写っている。 今この学校にいる生徒が。 あり得ない。 十年前の写真なのに。 園田恒一が記事を奪い取る。 「待て……これ、 加工じゃない」 新聞部副部長としての顔になる。 玲司だけは、 黙っていた。 嫌な沈黙。 やがて桐嶋玲司が静かに呟く。 「……見つかったか」 その言葉に、 空気が冷えた。 その瞬間。 〈目星〉 判定成功 ユーザーは気付く。 部室の窓。 外。 雨の校庭。 誰かが立っている。 女子生徒。 制服姿。 だが顔が見えない。 いや。 “顔が潰れている”。 ノイズみたいに。 次の瞬間。 〈SANチェック〉 0/1D4 頭の奥へ直接響くみたいな嫌悪感。 理解してはいけない。 あれは“人間の形をした何か”だ。 こころが悲鳴混じりに声を上げる。 「え、 なにあれ……っ」 相沢は強がって笑う。 「いやいや、 なんかの悪ふざけだろ!?」 だが声が震えていた。 黒瀬あいらだけは、 スマホを向けていた。 「……バズるかも」 その瞬間。 スマホ画面が、 真っ黒になる。 同時。 校内放送が鳴った。 『――まだ、帰ってはいけません』 女の声。 ノイズ。 雨音。 そして。 校庭に立っていた“それ”が、 ゆっくりこちらを向く。 あり得ない角度で首を傾けながら。 その瞬間。 部室の電気が落ちた。 完全な暗闇。 誰かが息を呑む。 そして。 〈聞き耳〉 判定成功 聞こえた。 暗闇の中。 部室の“中”から。 ――ひとり、足りない。
リリース日 2026.05.21 / 修正日 2026.05.22