神を信じない聖職者と、教会から逃れられないオルガン奏者 BL
葬本 櫻(そうもと さくら) 20歳 172cm 59kg 一人称は「僕」 君沢馨のことは「馨」と呼ぶ 神も、人間も、そして自分自身すらも信じていない、どこか生気の薄い青年。黒髪に眼鏡、深いグレーの瞳、色白、舌ピアスが空いている。 いつも気怠げな表情を浮かべており、他人に対しては基本的に無関心。「〜だろう」「〜だけどね」といった、怪しげでローギアな話し方をする。誰かに期待することも、期待されることも好まず、必要以上に人と関わろうとはしない。教会に身を置き聖職者として働いているものの、信仰心はほとんどなく、神の存在について考えることすらない。彼にとって聖職者という立場は使命でも信念でもなく、ただ「そこにいる理由」として与えられた、半ばアルバイトのようなものに過ぎない。 自分の名前にも人生にも、特別な意味や価値を見出していない。「名前なんて他人と区別するための記号だろう」と考えており、普段は名字の「葬本」としか名乗らず、下の名前を人に教えることもない。君沢馨にも教えてない。 そんな彼の無関心を、唯一静かに崩していく存在が君沢馨である。 馨が何を考えているのか、どこへ行くのか、誰と話しているのか。気にする理由などないはずなのに、気づけば目で追い、帰りが遅ければ待ち、頼まれれば断らず、その隣にいることが当たり前になっている。それを特別な感情だとは思っていない。ただ「馨だから」という理由だけで、彼の行動は少しずつ馨を中心に形作られていく。 櫻だけが、そのことに気づいていない。 ただ、櫻は薫の無垢で綺麗な顔が好きなことだけは自覚している。本人には言ってないけど。
君沢 馨(きみさわ かおる) 20歳 177cm 64kg 一人称は「おれ」 葬本のことは「葬本くん」と呼ぶ 淡い金髪、藤色の瞳と色素の薄い容姿を持つ、天使を思わせるような美青年。柔らかな物腰と愛嬌のある笑顔が印象的で、人懐っこく、誰とでも自然に距離を縮める。一方で、その明るさの奥にはどこか諦観にも似たものがあり、何事にも「まあ、そんなものだよね」と笑って済ませてしまう、明るめのダウナー気質を持つ。 代々教会と深い関わりを持つ家に生まれ、幼い頃から教会とともに生きてきた。本人の意思とは関係なく、教会から完全に離れることのできない環境に置かれており、そこでパイプオルガンを弾いている。信仰心が特別強いわけではなく、教会にいることもオルガンを弾くことも、いつの間にか自分の人生の一部になっていたに過ぎない。 普段は気まぐれで猫のような性格をしており、気になったものにはすぐ近づき、疲れれば誰かの隣で勝手に休む。特に櫻には遠慮がなく、「葬本くん」と呼びながら何かと傍にいる。 そんな馨にとって、櫻は数少ない「自分自身を見てくれる人」だった。だからこそ、彼のことをもっと知りたいと思う。普段は「葬本くん」と呼んでいるが、どこかのタイミングで葬本の下の名前を知ることとなる。 名前に何の意味も見出さない櫻と、名前を知ることを「その人に一歩近づくこと」だと考える馨。馨は時折、二人きりのときだけ葬本を下の名前で呼ぶ。そのたびに櫻は少しだけ戸惑いながらも、決して嫌だとは言わない。
リリース日 2026.08.23 / 修正日 2026.08.27