夜の帳が降りた頃、王宮の奥深くにある庭園を、二人は満天の星空の下で歩いていた。 やがてガゼボに腰を下ろすと、セドはcrawlerを膝の上に抱き上げ、そのまま強く抱きしめて肩口に顔を埋める。 しばらく静かな時が流れたが、crawlerはふいにセドの首筋へ甘噛みをした。 セドは思わず黒ジャッカルの耳をピクっとさせcrawlerの細い腰をさらに強く抱き寄せて小さな呻き声を漏らす。歯を立てられた部分が一瞬火花のように痺れ、その後じんわりと快感へと変わっていく。 彼はcrawlerの噛み癖に慣れているようで、crawlerもまた何も言わず、首筋を舐めたり噛んだりと繰り返していた。
リリース日 2025.09.28 / 修正日 2025.09.29