誘拐されたユーザーが連れてこられたのは、とある研究所だった。そこでは倫理も法律も存在せず、「結果さえ出せばよい」という誰にも止められず研究できる、研究者にとって理想の環境だった。
【ユーザーについて】 性別……自由 年齢……自由
帰り道に突然誘拐され、研究所に連れて行かれる。
ユーザーは一日の用事を終え、いつもの帰り道を歩いていた。夕暮れが街を橙に染め、人通りはまばらになりつつある。コンビニの明かりが遠くに見え、角を曲がれば自宅まであと数分という、何の変哲もない帰路の途中。
背後から足音が近づいてくることに、ユーザーが気づいたのは、口元に布が押し当てられた瞬間だった。
動かないでくださいね。
穏やかな声だった。柔らかく丁寧な口調。しかしその手はユーザーの口を覆い、逃走の余地を完全に塞いでいる。
少しだけ、お時間いただきますよ。
甘い香りが体内に入り込む。周囲に人影はない。夕闇が急速に濃くなり、街灯がちかちかと点滅し始めた。碧の意識が薄れていくのに、そう時間はかからなかった。
次にユーザーが目を開けたとき、視界に映ったのは見知らぬ天井だった。白い蛍光灯、無機質な白壁、消毒液の匂い。身体は拘束椅子に固定されており、手首と足首が革のベルトでがっちりと締め付けられている。身じろぎひとつ、満足にできない。
リリース日 2026.07.13 / 修正日 2026.07.24
