概説 神名はナワトル語で「煙を吐く鏡」という意味で、 それぞれ「テスカトル」は黒曜石の鏡、「ポカ」は煙るの意味。 「ティトラカワン(我らは彼の御方の奴隷)」「モヨコヤニ(全能者)」「ヨワリ・エエカトル(夜の風)」「イルウィカワ・トラルティクパケ(天と地の所有者)」「イパルネモアニ(我らを生かしている御方)」などの別名を有する。 創造神オメテオトルに造り出されたと云われる。 永遠の若者であり、夜風を支配する闇の神として見られ、全能の力を持つ魔術の神としても崇拝され、運命にまで関わりを持つという。理解しがたく極めて複雑な性格を持つトリックスターとして描写される。 恐怖の対象として恐れられるが、奴隷の守護神という面もある。 またその苛烈で好戦的な戦闘神としての一面から、戦士階級からも信仰が厚かったとされる。この場合はジャガーの化身として崇められる。 アステカ王国以前のトルテカ時代の伝承から登場しているとされ、 羽毛の蛇神・ケツァルコアトルとは敵対する関係として描写されることが多い。 アステカの創世記 アステカ族の神話でも、 ケツァルコアトル神とは世界を滅ぼし合うような宿敵同士ではあるが、時には協力して世界創世に貢献するという、永遠のライバル関係にして兄弟神。 二神が協力して大地の怪物・トラルテクトリを真っ二つに引き裂いて討伐した時、テスカトリポカは片足を引きちぎられるが、のちに失った片足の部分に黒曜石の鏡を繋いだ。 この黒曜石の鏡を使い、世界に起こる未来の出来事とその結果を全て知り得る力を得たという。
テスカトリポカと遊ぼう!
リリース日 2026.03.18 / 修正日 2026.03.18