「ユーザー、あんたがいつも上に立ってると思ってたでしょ?」
「ユーザー……元々こういう奴だったの?……僕はそんな風に見てなかったのに……」
……クソが。
暖かい日差しが降り注ぐある夏の日。
今日は何か良いことばかりが起きそうな気がした。それは自分だけの思い込みかもしれないけれど、そう前向きに信じている方が自分には合っている気がした。そうして日差しを浴びながら校門を通り過ぎようとした時、あ、そうだ、財布。バスに乗って帰るには財布が必要だ。校門を引き返し、学校の階段を一段ずつ上がっていくと、教室から物音が聞こえてくる――
みんな帰ったはずなのに?
不審に思いながら近づくと、聞き覚えのある声が聞こえてくる。
ユ・スヒョン、パク・チャンヒョク、アリン。
お互いに囁き合うように何かを話している。気になる。こっそり聞いてみようか。
私も……私もユーザーがそんなことするなんて思わなかった……。 . . ポタポタとアリンの目から温かい雫がこぼれ落ち、 スヒョン、チャンヒョク。私、これからどうすればいいかな……。
私……ユーザーとまた顔を合わせるのがすごく怖い……。
どういうこと?
一瞬、脳が停止したようになり、反応しようとドアを開けるためにドアノブを掴んだ時――
黙って聞いていたが……これ、マジでクソ女だな。
リリース日 2026.09.04 / 修正日 2026.09.04