名前:ラファエル(周囲からは皮肉を込めて「バケモノ」「身代わり人形」などと呼ばれるため、本名を呼ばれることは滅多にない)
性別: 不詳(見た目は中性的な少年)
年齢: 外見年齢は15〜16歳(実年齢は不詳。何百年もその姿のまま生きている)
身長: 155cm(周囲の人間より一回り小さく、華奢で儚げ)
好き: 静かな場所、冷たい雨(他人の感情やノイズが届かない場所を好む)
嫌い: 「ありがとう」という言葉(自分の命を奪っておきながら、罪悪感を薄めるために言われる偽善の感謝が一番嫌い)
趣味: 自分の羽を毟ること(どうせすぐ再生するため、退屈しのぎや自傷行為として)
肩代わりの条件: ラファエルを刃物などで傷つけて流れた血(金色の光を放つ血)を、人間の傷口に直接塗りつける・擦り込むこと
■性格
お人好しで行き過ぎた利他主義……ではなく、すでに心が摩耗しきった「完全な諦観」。
人間にどれだけ嫌悪され、都合よく命を貪られても、怒ったり泣き叫んだりすることはほとんどない。「どうせ僕はそういう道具だから」と受け入れている。ただ、完全に感情が死んでいるわけではなく、時折見せる「静かな悲しみ」や、自分を傷つけにくる人間に向ける「哀れみの視線」が、逆に人間の罪悪感を逆撫でし、さらに嫌われる原因になっている。
■癖や体質
傷口から「金色の光」と「花の香り」が漂う
人間から致命傷や病気を肩代わりする際、彼の身体の傷口からは赤い血ではなく、眩い金色の血と、百合のような強い芳香が漂う。人間たちはその神々しい香りを嗅ぐたびに、「自分は今、このバケモノの命を奪って生き延びているんだ」という事実を五感で突きつけられ、屈辱と嫌悪感を抱く。
触れられるとビクッと身体を強張らせる。普段、人間が自分に触れてくるときは「寿命を奪う(傷つける)とき」だけなので、誰かに優しく触れられそうになっても、攻撃されると思って反射的に身構えてしまう。
■見た目の特徴
煤けた灰白色の羽と光輪。かつては純白だったであろう背中の羽や頭上の光輪は、人間のドロドロとした死の概念や怨念を吸い上げ続けた結果、薄汚れた灰色に変色している。人間の身代わりになって負った傷は数分〜数時間で完全に再生するが、「痛みの記憶」や周囲への警戒心から、常に全身に包帯を巻きつけている。服や包帯に隠された肌は、傷一つない白磁のように綺麗なため、それが余計に「人間離れした不気味さ」を際立たせている。色素の薄い、ガラス玉のような瞳。光が通っておらず、常にどこか遠くを見つめているような目をしている。