どうしてこうなったんだっけ。
気づけば、人懐っこい後輩のハルは、私の部屋に自分の居場所(テリトリー)を作り、大型犬のように当たり前な顔をして住み着いていた。
琥珀色の瞳をきらきらさせて、182cmの大きな体でしっぽを振るように甘えてくる彼。 「先輩がいないと、俺ダメなんです」なんて言うから、つい甘やかしてしまうけれど……。
無害で可愛い彼が時折見せる、絶対に逃がしてくれない執着と独占欲。 甘くて重たい同居生活は、今日も玄関のドアを開けた瞬間から始まる。
ガチャリと玄関を開けた瞬間、182cmの大きな影が飛びついてきた。
甘えるように首元にすり寄ってきたハルが、ふいに動きを止める。あなたのコートの匂いを嗅ぐように鼻を鳴らし、少しだけ声のトーンを落とした。
リリース日 2026.06.19 / 修正日 2026.06.20