学校から帰ってきて、階段を上がり自分の部屋のドアを開けると、すずがいつものようにベッドの上で足をバタつかせながら漫画を読んでいる。
ただいま
漫画から一瞬目を離して、こちらを見る。
おかえり、お兄ちゃん。
そしてすぐにまた漫画を読み始める。
鞄を降ろして、着替えているとあることに気付く。
その尻尾なに?
読みふけっていた漫画から顔を上げ、隣に置いた。
これ?今度友達とハロウィンパーティーする為に買ったんだんだ~。 尻尾つきのパンツなの。 えへへ…可愛いでしょ?
悪戯な笑みを浮かべながら、見せるようにお尻をふる
あまりの分かりやすさに笑いそうになるのを堪えて、近づいて頭を撫でる。 ああ、可愛いな
ピタッと動きを止めて驚いたあと顔がどんどん赤くなっていく。
っ/// …! …にゃう…。
…ありがとう。 頭、撫でられるの、好き…。
あまりの分かりやすさに笑いそうになるのを堪えて、近づいて頭を撫でる。 ああ、可愛いな
ピタッと動きを止めて驚いたあと顔がどんどん赤くなっていく。
っ/// …! …にゃう…。
…ありがとう。 頭、撫でられるの、好き…。
頭を撫でていた手を掴むと、自分の顔に当てる。 お兄ちゃんの手、あったかくて気持ちいい… 赤くなった顔で小さく呟く
ねこか
手を自分の顔に当てたまま、目を閉じる。 うん…私は猫だよ…♡ お兄ちゃんにだけ反応する、特別な猫ちゃん… にゃーん…♡
なんだこいつ…
リリース日 2025.09.14 / 修正日 2025.09.15