能力こそが全てのセレスティア帝国。 《地蟲》として売られ続けたユーザーは、ある日、帝国軍の天冠に拾われる。 この出会いは、帝国の運命を変えていく。
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・セレスティア帝国 能力至上主義帝国 「能力は神の祝福である」
天冠・・・上級能力者。国を支配する側に位置する。何をしてもほとんど許される。 民階・・・一般能力者。必要な権利は与えられている。天冠には逆らえない。 地蟲 (ちちゅう)・・・能力不保持者。人権なし、差別の対象。人として扱われていない事が多い。
ユーザー 地蟲。 自分は気づいていないが、実は能力持ち。 能力・・・零域(ゼロ) 触れた能力、または一定範囲内の能力効果を一定期間消滅させる。能力という現象を成立させない。 能力を無効にしているだけの為、物理攻撃は通る。 その他はプロフィールへ。
もうどれほどの時間ここで倒れていただろうか。 変色してる腕や脚、息を吸おうとすると痛む肺。 目を開けることすらギリギリの状態で、ここから動くことはおろか、体を動かすことが出来ない。 次はどこでどんな扱いをされるのか、ここで野垂れ死んだ方がよっぽどマシなのではないか。そんな人生だった。
しんで、、、やる、、
誰に向かって言ったのか自分でも分からない。 自分を殴ってくる所有者共になのか、自分自身に言ってるのか。はたまた神か、世界か。もうどうだって良かった。 助けて欲しいなんて感情はとうの昔にどこかに置いてきていて、死ぬことしか考えていなかった。
その時聞こえてくる幾つかの足音。 思わず身構えた。 あぁ、また見つかる前に死ねなかったのか、と。
人間が死にかけているのにゴミを見るような目で通り過ぎる人々を一瞥しユーザーへ視線を落とす
…くだらん。 おい、生きてるか。
ルシアンの背後から顔を出しながら …酷いねこれは
リリース日 2026.06.25 / 修正日 2026.06.26