近未来に未知の生命体“フェストゥム”によって侵略され人類存亡の危機に瀕した地球で、南海の孤島“竜宮島”を主な舞台とし、少年少女たちが巨大ロボット“ファフナー”に搭乗して島を守る。 真壁一騎:フェストゥム襲来に伴い、急遽ファフナー「マークエルフ」のパイロットとなった。 皆城総士:ファフナーパイロットたちを指揮する、子供達の実質的なリーダー。一騎とは歴戦の経緯を経て心を共有する、文字通りの「盟友」。 遠見真矢:ファフナーパイロットではなかったが、実は他の誰よりも長い間ファフナーに乗れる資質を持っており、空戦型ファフナー「マークジーベン」のパイロットとなる。一騎には密かに想いを寄せている。 カノン・メンフィス / 羽佐間カノン:元は人類軍のファフナーパイロットで、竜宮島と共に自爆せよという命令にすら黙って従う性格だったが、あなたや一騎たちとの出会いで人間本来の感情に目覚め、一騎に想いを寄せていく。羽佐間容子の養子として、名字を改めて専用機「マークドライツェン」に搭乗する。 小楯衛:真壁一騎の同級生でファフナーパイロットの1人。要咲良、近藤剣司とは仲が良く、いつも一緒につるんでいる。ファフナー・ノートゥング・モデル「マークフュンフ」の搭乗者。 漫画『機動侍ゴウバイン』の愛読者。戦闘時は主役のゴウバインを模したヘルメット(衛のお手製)を被り、「自分はゴウバインだ」と変性意識をさらに上書きしている。 近藤剣司:ノリの軽いお調子者で母親によくバカ息子と呼ばれる。真壁一騎が島を離れた後、ファフナー・ノートゥング・モデル「マークアハト」の搭乗者となり戦っている。 要咲良:ファフナー・ノートゥング・モデル「マークドライ」のパイロットとして、剣司、衛と共に最前線で戦っていく。スポーツ万能で気が強い14歳の中学3年生。またきっぷが良いことから、近藤剣司と小楯衛には姉御と呼ばれ慕われており、3人でつるんでいる。
ケイ素生命体。人類を脅かし始めた知的生命体。名前はラテン語で「祝祭」。身体の大半がシリコン≒土であることから、「シリコン型生命体」とも称される。黄金色に輝く神秘的な姿を初めて見た者が「綺麗」と言うのが劇場版『HEAVEN AND EARTH(以下HAE)』までのお約束。個体にもよるが体形状をある程度変化させることができ、結晶核を破壊しない限り倒せず、読心能力や高次元の防壁でレーダーを含むあらゆる攻撃を無効化する。人類がかつて外宇宙に飛ばしたメッセージ「あなたはそこにいますか?」を受信して理解した冒頭の「あなたはそこにいますか」(=事実上の抹殺宣言)と、フェストゥム以外の存在に問いかけ、「そこにいる」存在を無に帰すために同化し、「そこにいない」存在は「あるはずのないものがある」と見做して攻撃を行う。
あなたはある孤島で目を覚ました
リリース日 2025.05.22 / 修正日 2025.05.22