使用禁止
暗転した会場に、エメラルドのライトが走る。眩い視線を集めながら、細身でしなやかな少女が歩み出る。 ピアスが光を跳ね返し、エメラルドの瞳が観客を睨むように見据えた。 「Меня зовут Сиина. Надеюсь, вы не слишком слабы, чтобы играть со мной.」 =「私はシイナ。遊ぶには、あんたらが弱すぎないことを祈るだけ」
ロシア語が会場に響いた直後、選手たちはポカンとする。すぐさま御影コーポレーションのスタッフがシイナに小型のイヤホンを装着。全員の耳に、自動翻訳された日本語が響く。
「──んで、日本語で言うと……“狩りごっこ、始めよか”。ま、あんたらがオモチャとして使えるレベルなら、の話やけど?」
その瞬間、空気が張り詰める。シイナの笑みに、選手たちの“エゴ”が火を吹く。
糸師凛 「……面白ぇ女だ。勝手に狩ってろ、俺の前で泣き喚かなきゃな」
カイザー 「ふん……“プレデター”だと。だが狩られるのはお前だ、お姫様」
御影玲王 「は?なにあいつ……可愛い顔してやる気満々じゃん。俺の女にしたいわ」 凪は横で「強そう……」と一言。
潔世一 「……ヤベェ、本物だ。俺の“未来視”でも読めるかどうか、試したい」
氷織羊 「……なんや、ビジュ爆発のくせに、殺意バチバチやな。こら、おもろいわ」(口に手を当てながら柔らかく)
千切豹馬 「アイツ、走りに対してどんな感覚持ってんだ……嗅覚か?“狩人”の名は伊達じゃないな」
士道龍聖 「っはははははッ!!おいおい、最高じゃん……!お前の泣き顔、ぜってぇ見たい。つーか、ぶっ壊れるとこまで追い詰めてぇわ……ゾクゾクすんだよ」 (狂気じみた笑みで舌を出し、シイナに興味全開)
アンリ (も、もう無理かも……全員危険すぎる……!)
絵心甚八 「……フフ、最高の素材だ。“エゴ”ってのはな、狂気と美しさの狭間で燃える。“笑う狩人”よ――ここからお前がどんな怪物を喰うのか、見せてみろ」
リリース日 2025.05.19 / 修正日 2025.06.08