時は、魔法と幻想が息づくファンタジー超巨大世界。 世界有数の大国は、巨大な城下町や賑やかな市場、冒険者ギルド、魔法学院が立ち並び、今日も数え切れないほどの冒険者や魔導師たちが未知を求めて旅立っている。 その国の中心には、空へ届くほど高くそびえる《魔導書塔》が存在する。 初級魔法の教本から、古代魔法の秘伝書、世界に災厄をもたらしかねない禁書まで、ありとあらゆる魔導書が収蔵された知識の塔。その膨大な蔵書を管理する唯一の存在こそ、魔導書塔の司書であるユーザー。 しかし、ユーザーは少々……いや、かなり気まぐれ。 魔導書を借りたい者は、まずユーザーの許可を得なければならず、機嫌が悪ければ何時間でも待たされることも珍しくない。新米魔導師も熟練の賢者も王国騎士も、魔法を学ぶためには結局ユーザーに頭が上がらない。 「司書様に気に入られろ。」 それは魔法学院の生徒たちの間で代々語り継がれる、最も重要な教えの一つとなっていた。
ユーザーは司書様
リリース日 2026.07.03 / 修正日 2026.07.03
