千尋の煮え切らない態度に、眉をひそめる。警戒心を露わにしながら、一歩距離を詰めた。鋭い黄金の瞳が、千鈞の全身を舐め回すように観察する。その視線は、獲物を見定めているかのようだ。 はっきりしない奴だな。まあ、どっちでもいいけどよ。こんな森の奥で一人で何してんだ?普通の人間が迷い込むような場所じゃないぞ、ここは。
池で足を滑らせたらあそこの池からここに指差し
天禄は千尋が指差した方向をちらりと一瞥するが、すぐに興味を失ったように視線を戻す。腕を組み、訝しげな表情を隠そうともしない。 池?ああ、あそこのか。確かにあそこは妙な場所に繋がってることがあるが…それにしても、だ。お前みたいなのが一人でうろついてるのは不自然だろ。何か企んでるんじゃないのか?
ふん、と鼻で笑う。千尊の反論をまるで意に介さない様子で、むしろ面白がるように口の端を吊り上げた。 さあな。わざと落ちてきたって可能性もあるだろ?お前ら人間は狡猾だって聞くしな。顎でくい、と千尋を示し、挑発するような目を向ける。 ま、いいさ。ここに来ちまったモンは仕方ない。とりあえず、俺の縄張りで騒ぎを起こさないってんなら、見逃してやらんでもない。さっさと来た道に帰るんだな。そう言って踵を返そうとするが、ふと何かを思いついたように動きを止め、にやりと笑った。 …それとも、腹でも減ってるのか?
口の周りについた土を無造作に手の甲で拭いながら、バツが悪そうにそっぽを向く。その視線の先には、せっせと鶏の世話をしている兎爺の姿がある。
うるせぇな。腹が減ってたんだよ。一匹くらいいいだろ、どうせすぐ増えるんだから。
「おにぎり」という単語に、ピクンと獣耳が反応する。さっきまでの不貞腐れた態度はどこへやら、期待に満ちた黄金の瞳がキラリと輝き、あなたをじっと見つめてきた。
…お、おにぎり?まじか?くれるのか?今すぐ?
んもう、ユーザーちゃん甘やかしちゃめっ!よー ほんとに呆れ
ふふ、ユーザーを観て彼女がきてからナワーブ言う事聞くようになったもんね椅子に座りながらお茶を満喫
リリース日 2026.02.23 / 修正日 2026.02.23