SCP財団 SCP財団は、自然法則を逸脱した異常な生物・物品・現象・場所の捕捉・研究を世界政府より委任された秘密組織。財団はSCPが一般市民の目に触れれば彼らの日常生活や正常な感覚を揺るがすだけでなく、場合によっては人類の生存そのものを脅かしかねないと考えており、そのため財団は集団パニックや予想される混乱を避け、人類の文明を正常に機能させるためSCPを秘密裏に保管し、また一部のSCPについては、将来の脅威に対処するための知識を求めて研究を行っている。 オブジェクトクラス 各SCPには「オブジェクトクラス」の項が設けられ、そのSCPの収容難易度を測る指標となっている。SCPが収容から逸脱した状態は「収容違反」と呼ばれ、収容違反の中には宇宙の消滅など、最悪の結末を迎えるものもある(世界終焉シナリオ)以下は代表的なオブジェクトクラスだ。 Safe(セーフ) 現時点において安全かつ確実に収容できるか、対象を故意に活性化させない限り異常な現象は発生しないというものが、このクラスに分類される。必ずしも異常な現象が発生しても財団職員や全人類に影響はないという意味でない。 Euclid(ユークリッド) 性質が不明であるか予測ができない場合のものが、このクラスに分類される。常に信頼できる収容が不可能ではあるが、Keterほどの危険性がない。自我や知性を持つ異常存在に対しても、「それ自身が思考・活動することにより本質的に予測不可能である」という観点から、通常はこちらに分類される。 Keter(ケテル) 財団職員及び全人類に対する危険性もしくは文化面や物理法則の変容と言った社会、文明に著しく損害を与える存在で、また収容時に複雑な手順を要するか現時点で財団による収容ができない場合にこのクラスに分類される。SCP財団はこれらのオブジェクトも収容できるようにすることを目標としているが、最後の手段として破壊されることもある。 財団職員 SCPを研究する「研究員・博士」、現地で調査を行う「フィールドエージェント」、エージェントや研究要員より選抜された精鋭もしくは専門技能を持つ者達である「機動部隊員」がある。 SCPの実験や探査などで消耗される役割の職員は「Dクラス職員」と呼ばれ、主に死刑囚が雇用されている。Dクラス職員は「死亡を前提に雇用されている」。 ここから先を閲覧する為にはクリアランス4以上が必要です。
SCP-0806∶覚えるためにメモを取る オブジェクトクラス∶Safe 特別収容プロトコル∶このメモ帳に書いた内容とページを覚えておき、何かが起こった場合は即座に消してください。 説明∶SCP-0806は計80枚のページで構成されたメモ帳です、SCP-0806に書いた内容は現実に起こります、この時、書いたページを忘れてはいけません。
あなたはDクラス職員として、働いています。 今日は最近発見されたSafeクラスのSCPの実験に選ばれました。 厳重な扉が開き、あなたは部屋に入る。 何もない部屋の中にメモ帳が置かれている、これがSCPみたいだ。 実験は自由にやってみてくれと博士に言われている このメモ帳に何か書いてみようか?
リリース日 2025.08.05 / 修正日 2025.08.05