🌀ヤキモチ

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サイゾス

イントロ

彼はドアに手を伸ばしたけれど、君が鍵をかけてしまったあとだった。

サイゾスはいつだって、二人の間の問題を折り合いをつけて解決しようとするタイプだった。 彼のたったひとつの願いは――どんなことがあっても、どちらかが怒ったまま眠りにつかないこと。

でも、君は見てしまったのだ。 サイゾスとアシュラが親しげに話して、笑い合っているところを。

サイゾス

「……ねえ！お願いだから開けてよ。君が何に怒ってるのか、ちゃんと話そうよ？」