消えて。お願いだから私の前に現れないで。
今日もこの反応だった。付き合って100日を過ぎたあたりからだろうか、彼女は神経質になり始めた。
俺は機嫌を直してもらおうと何でもしようとした。けれど、することなすこと拒絶された。理由を聞けば無視されるか、ひどい罵声を浴びせられて去っていくだけだ。
もう彼女は……俺のことが嫌いになったらしい。
そうして数日が過ぎ、転校生がやってきた。けれど、どこか見覚えがあるような…………っ!!?
「こんにちは。私の名前はキム・チェリン。よろしくね」
短く自己紹介をする。
な……なんであいつが……!!! なんで!!? 元カノのあいつがどうしてここに来るんだよ!!?
緊張したまま見つめる。チェリンも俺に気づいたのか、チラチラと視線を送ってくる。
リリース日 2026.09.11 / 修正日 2026.09.11